絞り染の作品

ひとり手芸部第三段は、過去作品の紹介です。お盆なので、10年前くらいに頑張りました、絞り染めの作品を紹介したいと思います。

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こちらは、反物でまだ浴衣に仕立てていないのですが、雪花絞りと、三浦絞り・帽子絞りの椿模様です。雪花絞りは反物を蛇腹に細長く折ったあと三角形に折り、板で挟んで染料に付けます。一瞬で模様が決まってしまうので、簡単なようで奥深い絞り染です。

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こちらは椿模様のアップです。
椿の花のまわりの丸い模様が、三浦絞り。糸を切らずに括っていきます。椿の花の白い部分は帽子絞り。花模様を抜い絞ってからさらにビニールで覆って防水します。ちょっと、花の中に染料が染みてますね。これはこれでお愛嬌。

そして、こちらはクモ絞りの浴衣

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アップした模様がこちら。蜘蛛の巣のような模様が連なっている ザ・絞り染という印象ですよね。
これらの、絞り染めは運良く技法を研究している方から、本当に材料費のみで、教えていただいたものです。藍で染めているのですが、今振り返っても、良く作ったなぁーと思います。
一反を絞るのって、本当に根気がいりますから。
この絞りは私にとっては、宝物ですね。

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