「真夏のお遍路」紹介します　１日目

2021年7月19日 徳島県の1番札所・霊山寺をスタートし、5日間の遍路を始めました。

午前７時すぎ。朝なのに本堂には素敵な灯りがつるされ幻想的です。霊山寺で金剛杖と納経札を購入。歩き遍路の始まりです。

2番地蔵寺、3番金泉寺へ向かいます。3番で納経、御朱印を済ませると、金泉寺の女性が凍らしたペットボトルを頂きました。初めてのご接待を受けました。ありがとうございました。

その後、4番大日寺、5番地蔵寺へ。寺ですれ違う人はみな車でまわっていました。僕以外、歩き遍路をしている人の姿はみられません。

気温は31度を超えていました。だんたん腕が赤くなってきました。

6番安楽寺、7番十楽寺へ。ちなみにへんろ道はGoogleマップに出てきません。看板や石碑の案内を頼りに先に進みます。

お昼はやはり讃岐うどんです。腰が強くていいですね。

その後、8番熊谷寺、9番法輪寺、10番切幡寺へ進みます。切幡寺に通じる階段は333段ありました。御朱印が頂ける午後５時まで残り5分。必死で駆け上がりました。

1日で10番札所まで歩きました。でも宿まではさらに8キロ以上あります。

暮れなずむ吉野川。その壮大さにちょっぴり感動。写真に残し後でスケッチしました。

宿に到着したのは午後７時半でした。

この日歩いた距離は４７キロ。もちろん私の１日の最長記録です。宿で自転車を借りて近くの鴨の湯温泉へ。

コロナで営業時間が22時から20時に短縮されて、すでに準備中の看板が。店のおばさんに必死でお願いし、20時までに上がるのを条件に入れてもらいました。15分間水風呂へ。火照った身体の熱が冷やされて、疲労回復できました。

宿はゲストハウス「チャンネルカン」さん。ドミトリーですが、ベッドや布団、施設はすべてきれい。共有スペースでは珈琲や紅茶のサービスもあります。乾燥機も使えますし、洗濯物もすぐ乾きます。

おかげ様でぐっすり眠れました。ちなみにお客さんは私以外に２人いました。