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母の日に贈るカーネーション
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今年の母の日は5月14日です😊
"お母さん"にカーネーションを贈るのが一般的ですね‼︎ ことのはじまりは1905年のアメリカフィラデルフィア🇺🇸アンナさんという女性が亡くなった母親を偲んで、お母さんの好きだった白いカーネーションを配ったことによるものだそうです。その後1914年にはアメリカで正式に母の日と定められました。
お母さんとの関わり方は人それぞれですが、お母さんとの関わりから得たものに今一度想いをはせる日にしたいですね🍀
僕も母の日に店頭に並べるアレンジフラワーをたくさん作っています👍お客様の気持ちを繋ぐアレンジフラワーになったら嬉しいなと思います😊
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さて、今日はカーネーションの産地についてのお話です。現在、日本の市場に出ているカーネーションの約50パーセント程度が輸入で、出荷量の多い順にコロンビア、中国、ベトナム、エクアドルとされています。
特にコロンビア、エクアドル産は品質がよく、カラーバリエーション豊富!丈夫で長く持ちます。これに比べて中国産の持ちが劣るのは輸送が船であるからと思われます。花屋さんからカビや傷みが多いと言われるのはそのためかもしれません。
一方で、圧倒的に増えた輸入カーネーションに押された国内のカーネーションは作付け、生産量共に減少するという残念なことになっています。2020年から続くコロナショックで輸入の制限を経験したときには、国産品の減少によって商材の確保に苦労した花屋さんも多かったと思います。ちなみに…国内でカーネーションの産地として有名なのは、淡路島、長崎県、愛知県、長野県です。
国産品は輸送の諸問題に影響されることが少ないのが魅力の一つです。カーネーションの需要が高まる母の日は特に気候のよい時期にあたるため、作付けの減少に対して生産量は確保できるという好条件でもあります。
経済発展と国力増強のためにも、厳しい環境に直面する花農家さんを陰ながら応援したい🪇"母の日の準備に追われる僕でした😅