どーしても気になる、とあるミラーレスの話
僕は普段からニコンFマウントを軸に、サブでマイクロフォーサーズのシステムを組んでおりますが、それをすべて売っぱらってしまって買いたいくらい気になるカメラがあります。
それは何か。
さっさと答えを出しましょうか。Panasonic LUMIX S1です。
なぜ気になるのか。いくつか理由を書いていきます。
理由1:操作性が良い
理由の8割くらいがこれ。
LUMIXははじめてPanasonicのカメラを使う人でもすぐ使いこなせるようなボタン配置をしてます。特に露出系の操作は固めてもらえると助かりますよね。SS、絞り、ISO感度がすべて右手で設定できるのは地味に大きいかと。ジョイスティックやAF-ONボタンがあるのも、今使ってるD500と似たような配置をしていますし、乗り換えても楽そうです。
LUMIXシリーズ独自(たぶん)のレバーとして、AF-S、AF-C、MFの切り替えレバーがあり、もちろんS1でもあります。これ、現在使ってるLUMIX G8ではかなりありがたい機能。Panasonicが空間認識AFという進化したコントラストAFを採用している仕様上、どうしても真っ暗なところではAFが迷いがちです。そこでこのレバーをMFにクイッとやるだけでMFに切り替えができて撮影もスムーズになるというわけです。特に動画撮影でこの手法は多用しています。
加えてカスタマイズ性も非常に高く、Fnボタンが画面内のものも含めると10個以上あります。自分のフィールドに合わせた設定の変更をすばやく呼び出すことができる点は「どんな人にも使えるカメラ」を具現化していますから、もっと市場に受け入れられてもいいとは思うんですけどねぇ。やっぱあの大きさなのかな
理由2:4K60Pが撮影可能
僕は動画もよく撮ります。LUMIX G8では4K30P止まりのため、どうしても動き物を撮る関係上使いにくいものでした。その点、60Pならヌルヌルで撮れるので気にする必要はありません。
ここに関して、APS-Cにクロップされることをデメリットとして挙げてる方が非常に多いです。が、鉄道撮影では望遠を多用するもの。クロップはむしろ好都合だったりします(暗所でノイズは増えそうだけど)。広角アングルはFHDに落とすなどして対応すればどうにかなると思っています。
理由3:EVFがでかい・綺麗
ミラーレスのファインダー、EVFがS1は今まで触ってきたミラーレスの中で一番デカくて綺麗でした。数にして実に576万ドットのEVFを有します。筐体が大きいからこそできたのではないかと思っています。
未だに僕が一眼レフを続けている理由として「OVFの美しさ・タイムラグ無しで情報が入る」がありますが、それを無視してでもこのEVFは惚れますわ。
さらにEVFの倍率も変更することができ、0.7倍まで小さくできます。眼鏡使う僕にとっちゃ朗報です。
…とまあ、こんな感じでS1が気になる理由をつらつらと書いていきました。G8でLUMIXの操作性の良さには一定の信頼を置いているので、あとは夏場35℃の駅先で動画回し続けても熱暴走せず動くのであれば完全にミラーレスを主軸に置くことができそうです。
中古はAB品がついに15万円を切っています。いよいよ学生にも手の届く価格となりそうです。
ではまた