GoodBye
D3を手放しました。
導入は2022年2月。今でも覚えています。このクラスの機体を手にしたいという情動に駆られ、そして手にしたD3。
はじめは図体のデカさに対してできることを見ると「まあ古い機体だし…」で済ませていましたが、愛着とは湧くもの。オールドニッコールをつけたときの相性の良さは、D3がダントツでした。
街歩きにも毎回のように連れて行きました。遠征にこそ連れていけませんでしたが、十分です。
一方で手放したのにはもちろん理由があります。
バッテリー。
2年間使用したバッテリーは劣化度4となり、満充電でもミラーレスと同じかそれ以下の持ちとなってしまいました。おまけにこのバッテリーは生産終了し入手が困難な状態。
センサーのゴミ。
センサークリーニング非搭載故にゴミが入りやすく、クリーニングできる環境にあるとはいえ神経を使ううえ一回で取りきれないこともあり、整備には時間を食う一方でした。
使用頻度の大幅な低下。
Z6を導入したことにより、高感度はもちろん、DXクロップの耐性は目に見えて明らかな差を感じました。
特に最後の使用頻度低下が大きく、防湿庫で眠らせるくらいなら次のオーナーさんの手に渡るようにしたいと考えました。
何せ非常にローコストで導入できるフラッグシップ機です。安価に当時の貫禄を体験できるという点では、今もなお色褪せぬ魅力を持っていると思います。
一眼レフは今までD7100、D300を手放しましたが、この機体はそれ以上に、いや、ずっと思い入れの深いカメラとなりました。
ありがとう、D3。
D3のレビューは↑からどうぞ
D3とともに歩んだ街歩き記事です 併せてご覧ください