KUROZONE REWEAR FROM KYOTOへ黒染に出した結果
サステイナブルを意識しているのか、罪滅ぼしか
着用回数が減ってしまったものの、でも手放すには少しもったいないと思う古着が皆さんの家には多く眠っていることと思います。
私の場合はこの2着がそうでした。
アイテムとしてとても気に入っています。しかし色味、色味が合わせにくい。
Stephan Schneiderに関しては「ん、なんだこの表面の生地感」となります。そうです、私が魔改造して失敗した実験体(地厚な生地を柿渋染しようとした)です。着用回数が減った理由もうなずける。
Margielaの通称マックイーンパンツ(通称とつけないとガチファンに怒られそう)は色味が絶妙にワークウェアなブルーのため扱いが難しく、元々着用回数が少ないです。
この子達はどうにかできないものか。
黒くすりゃ着るだろ!!!!!!!
依頼した
ということで表題のKUROZONE REWEAR FROM KYOTOに依頼しました。
KUROZOME REWEAR FROM KYOTO (k-rewear.jp)
依頼自体は簡単でした。
料金はちょっとわかりにくいと個人的には感じました。実際の料金は
・ジャケット
商品料金:¥6,000
プレス料金:¥800
・パンツ
商品料金:¥5,000
プレス料金:¥600
に配送料を含め¥14,630でした。
一体我は何のために古着を購入していたのか?と思う金額ではある。
だがこれは罪滅ぼしでもあるのだ。致し方ない。
因みに申し込みから商品の受け取りまで二ヶ月くらいかかりました。結構人気のようです。お気をつけください。
染まった奴ら
黒染が完了した者たちがこちら。
Stephan Schneiderの方はこんな感じです。魔改造した後でも染まりましたが、完全にムラが無いわけではないです。
元々柿渋染めを繰り返し行ったトンでも生地なので文句は言えませんが、厚手の生地だとアタリのようなものは出ると思われます。モード全開な黒を想定している方は生地の厚みに注意して依頼した方が良いかと。
かなりびっくりしたのはパンツの方はかなり生地感が変わりました。染め段階と洗浄の工程の為か、柔らかくなっていました。
色味も相まってこれはかなり着用回数が増えそうです。本人期のマルジェラは黒をあまり好まない?知りません。
着用
撮影条件があまりよろしくないので画像のクオリティはご愛敬でお願いします。
tops : Stephan Schneider
knit : Batoner
pants : Maison Margiela
shoes : germen military
こう見ると逆に柿渋染めしていたのがいい味出しているようにみえてきますね。
パンツは本当に使いやすい一本に様変わりして満足です。
関係ないですけどドイツ軍のサービスシューズスニーカー感覚で履けて良いです。スクエアトゥがグッときます。革質は別に良くないです。
靴ひも外しているのはそりゃね。
注意点
ここからはKUROZONE REWEAR FROM KYOTO様にかかわらず染め直しに関する注意点となるかもしれませんが、ボタン取り付け糸は大体ほつれます。
オーダー時にボタンを外す項目がありますので気になる方は追加した方が良いです。
私はパンツのフロントボタンが画像のようにほつれていました。
私の場合はそもそも糸の色があっていないのが気に入らないので自分で付け直す予定でした。
ボタンは要注意です。
もしかしたら紛失なんてことも無きにしも非ずです。
まとめ
今回はKUROZONE REWEAR FROM KYOTOで黒染した結果を記事にしてみました。
お値段で迷われている方や完成後の状態が気になる方の参考になれば幸いです。公式でもビフォーアフターは掲載しているようですので、気になる方は確認してみてください。
時代的に着ない服はメルカリ、ヤフオクで売ってサイクルを回す人が多くいる世の中ですが、それ以外の方法で自分の服たちとの関係を続けることも大事だと意識しておきたいです。
天邪鬼ってだけでした。