「男の子を産む」が、仕事だと言われてきた大学生
こんにちは🍀
今回は、ニュースを見て感じたことを書こうと思います📺
青森県のとある村で起こった放火事件。
その背景には、古から存在する「村の掟」
があったと報じられていました。
「本家」は村にずっといて、
「分家」は村から出ていく。
今回は、例外的に「分家」出身者が村の運営に積極的に関わったことから怒りを覚えた、と記事には書かれていました。
(犯人の主張ではないのではっきりしていませんが)
ネット記事のコメント欄には
「小説の世界だけだと思った」
「令和とは思えない」などなど。
地方出身の私にはわかります。
これは、日本のどこにでもある話です。
「男の子を産むこと」が本家の嫁の仕事
私の両親は末っ子で、いわば分家です。
そして、私は祖父母に「外孫」と紹介されてきました。
(小さいころから仲間はずれみたいなニュアンス感じて、少し悲しかった。)
定期的に親戚一同で集まるのですが、
「本家」「分家」の扱いが違いすぎます。
本家の孫は酒盛り・2倍のお小遣い・不祥事も何とかしちゃう
分家の孫は準備・片付け・愚痴・セクハラ(これは本家もかな)を背負います
ただ、本家の方がプレッシャーはすごい。
20代に入れば
「仕事ばっかりで結婚しないの」
結婚すれば
「沢山ご飯食べないと、元気な赤ちゃん産めないよ」
一人目が男の子だったら
「仕事終わったね」
女の子だったら
「次は男の子だね」
私は姉妹しかいないのですが、
「もし本家だったら、母はもっと嫌味を言われていたのかもしれない」と、背筋が凍ります。
時代の流れとか、
育った環境とかで植え付けられた価値観なんて簡単に消えないよね。
この違和感が「当たり前」にならないように。
自分の「当たり前」を、他の人に押し付けないように。
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