プチナース4月号付録:実習ポケットブック かきました
ふつうの病院で看護師しながら絵や文をかいているのでその時のことを振り返りつつ、自分こんなことできます♪という仕事の紹介をします!
プチナース4月号(2020年3月10日発売・照林社)
・「かげさんが作った看護実習Pocket Book」の【監修】をしました!
監修って書いてある!かっこいい!
表紙は手触りのいいビニールカバーがついています。そして83ページ。
ボリュームがすごいです。
・何をしたのか
1.表紙絵を描きました
2.「はじめに」のコメントを書きました
3.内容を考えました
4.解説を描/書きました
1表紙のイラストを描きました
プチナースでは「実習おたすけノート」という看護実習の悩み相談に答えるコラムを毎月執筆しているのですが、今回はお休みしています。
そんなお助けノートでも使っている黄色い猫(※いつのまにか自画像みたいになっている)のキャラクターを作成しました。
もともと既存のイラスト(仮)にデザイナーさんが何通りか表紙デザインを作成してくださり(載せたい…どれも本当に可愛かった。)自分が看護学生でナース服のポケットに入っているところを想像して、付録では目立ったほうがいいけれど実習では馴染むようなデザインを選び、そのデザインに合わせてイラストを描きました。主線をグレーにしたり、黄色も少しマイルドな着色にしたりしています。
確か「下半身描いてください」と修正指示が入りました。なのでズボンを履きました(笑)
ナース服、僕の学校はピンクなのですが絵にすると可愛すぎるのでこうなりました。お気に入りの塗りです。
2「はじめに」のコメントを書きました
とても大切にしたいなと思いながら書きました。毎年プチナースはこういった別冊付録をたくさんつくっていて、どれもわかりやすい。
そうすると僕がこの付録の監修をする意味を考えたときに「学生に寄り添いやすい」といったところなのではないかと。僕が学生のときは「実習はつらい」とずっと思っていたので、「こんな自分でも看護できる!今、看護学生であることが辛いと思っている学生さんの希望になれたら」…と願いながら書きました。
一生懸命書きすぎて字数オーバーしてしまったのですが編集さんがまとめてくれました。編集Tさん…いつも文字を整えてくださってありがとうございますすみません。
3内容を考えました
クリスマスケーキを編集Tさんが用意してくださって(おいしかった…チョコレートケーキ…)もぐもぐしながら編集部の会議室で決めました。打ち合わせって新しい考えが生まれるのですごく好きな時間です。打ち合わせは東京在住の強みを使ってなるべく伺い大切にしています(このご時世対面での打ち合わせは難しいのですが…4/5時点)
4解説を描/書きました
打ち合わせで「薬の解説あったらいいなって思うんです」と内服のページを作ってもらいました。学生のときは薬の多さに働いたらどうなってしまうんだこんなに覚えられないと思っていたのですが、働いてみると柔軟に調べつつ主要な薬は頭に入るんだなと分かったので、学生さんには「よく見かける内服薬」として考えました。編集Tさんにこの言い回しが好きと言われてこの些細な表現のこだわりもくみ取ってくださるありがたみを感じました。
実際の作業では自分が覚えてる範囲の内服薬をバーっと書き出してこの薬について載せようと思いますと担当編集Tさんにメールしたところ「この薬は現在製造中止になっています」と返事がきて「そういえば確かに最近見かけない…自分は古い考えの人間だったんか…」と恥ずかしさにショックを受けたりしました。日々の知識のアップデートは医療では欠かしてはいけない要素だなと、己の記憶力のなさと不勉強さを痛感しました。そして編集Tさんすごすぎます。感謝が絶えないです。
そして薬の解説を書いて、編集部で表にまとめてもらいました。
他にもコメントや要点をかいたり、イラストと解説の一枚絵をいくつか作成しました。ページによっては語呂も描き、飽きないで読める工夫がされています。
・(おまけ)そのほかのみどころ
自分のアートワークだけでなくほかのところも推したい!だって仕事したいって思えるのは仕事したい場所が魅力的だから。ということでしゃべるで!
プチナースは僕が学生の時からあって、読んでたんだけど年々進化していて、読んでいて楽しい上に難しいことを簡単に、かみ砕いて表現されているから僕のよく描く勉強お絵かきに通じるものがあって読んでいて後輩への指導だったり自分自身の勉強になったりする。簡単に書くって本当は大変なんだよ…。
もう一つの付録『解剖生理白地図帳』というのが入っていて、両面刷 黒・緑2カラーのポスターのような厚手の用紙が入っているんだけども、これノートづくり好きな人歓喜しちゃうやつだ…図もはっきりしていながらも細部まで書かれていて解剖生理だけでなく、疾患の勉強をしたときに添えて書くとよさそうだ。
あとは「実習が得意になる」「学年トップの勉強法」というコーナーは雑誌だからこその記事。最近はSNSやWeb企画などで悩みを相談できる時代だけれど、どれもひとつの側面しか切り取れない。そんなときに総合的な視点で作り上げる雑誌ではスタンダードながらも合理的な提案をしてくれる。次はどんな看護の学習の提案をしてくれるのか、わくわくするなぁ!
本屋さんにたくさん…POPも2種類作ってもらいましたデザインがいい!
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