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自治体が自衛隊に名簿提供/共産党がシールアンケート

11/18付「しんぶん赤旗」
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 日本共産党旭川青年学生委員会は16日、下校途中の学生で賑(にぎわ)う夕方の駅前広場でシールアンケート宣伝を繰り広げました。
 この日の昼、日本共産党の山添拓参院議員が国会で追及した「自治体による自衛隊への名簿提供問題」についてのアンケートです。

 声をかけると、次々に足を止め「知らなかった」につづき「反対or本人の同意を得るべき」にシールを貼る青年たち。3人組の男子学生はシールを貼りつつ「今の社会に大きな矛盾を感じている」と話し、参加者が民青同盟のパンフレットを手渡しました。近くを通った小学生の息子を連れた母親も知らなかったと驚いた様子で「反対です」とキッパリ。「しんぶん赤旗」が報じた紙面のコピーを持ち帰りました。

 親が自衛官という人もアンケートに応えていました。2人連れの女子生徒のうち1人は、「賛成or勧誘のためならしかたがない」に張り、理由を「戦争に賛成だから」と言い放ち、一緒にいた友人は「反対」「除外申請する」を選択しました。

 26名が参加。「知っていた」は、たった1人のみ。除外申請制度については知っている人はおらず、22人が反対。中には反対だけど「当事者なら除外申請をしますか」には「わからない」と答える人もいて、「いやだという自分の気持ちを大切に行動に移して」とていねいに伝えていました。

 道路を挟んだ向いのJR旭川駅の敷地内では、自衛隊車両を中に停め、自衛官勧誘ブースのテントを立て、隊員が青年たちに声をかけていました。

 女性の自衛官数名が近く(広場)を通ったので、声をかけましたが「答える立場にないので」と立ち去りました。

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