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「#私は真実を知りたい」を読んで、7月24日のメディア密談に参加して思う事。

◆「#私は真実を知りたい」本の感想
 私は2016年10月の高橋まつりさんの母親の記者会見で自殺を留まり、闘う道を選んだ。その時から労働問題で自死する人のニュースを見るたびに、生きる道があることと、死なないでほしいと思ってきた。赤木俊夫さんの自死のニュースを見て、労働問題で亡くなる方が減らないのはなぜなのか、と疑問に思っています。

 労災認定(公務災害)では、生きている当事者にも詳細な説明はされません。認定される内容に関しては労災課の職員から、電話で一方的に話されるだけで、書類というのは支給通知のみ。遺族に詳細な説明がされない場合では、自死の理由を知るための裁判をするしか方法がない。高橋まつりさんの場合は電通が全て認めてしまったので、裁判で審議できずに和解して終了となっている。赤木俊夫さんの裁判は国を相手にした損害賠償請求だから、国も簡単には認めず闘う姿勢なので、審議される状況になってよかったと思う。
国という組織の中で、改ざんという違法行為を業務命令した経緯を明らかにしないと、その体質は変わらないと思う。
 国が隠蔽すれば、大企業も国が明らかにしないでいるんだから、隠蔽しても良しとなり、中小企業も同じになる。これではいつまでたっても労働問題の改善にはならない。

 森友問題は政治的なことや右翼・左翼の思想的背景など、難しいことを言われるけれど、日本で働くすべての人に、「上司が違法行為を業務命令していいの?」という視点もクローズアップしてほしい。違法行為の業務命令をされたときに「NO」と言えて、不当な扱いをされない労働環境にならなければ、日本の未来はどうなるんだろうと不安を感じる。
 高橋まつりさんの自死により過重労働の認定率が上がり、基準も明らかになった。そして労災申請する人も増えたものの、女性の認定率は低い。例えば私の場合、上司のトラブルで認定されているが、労災決定件数116名(女性)に対して、支給決定件数は4名(女性)で3.4%です。
※令和元年 精神障害に関する事案の労災補償状況(PDF形式)
 https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/000521999.pdf

あるネットトークで相澤さんが、近畿財務局に女性の職員が多ければ、赤木さんは死なずに済んだかもしれないと話されていました。まだまだ職場には女性が少ないし、役職者の女性の数も少ない。今後働き手である女性がほんの少し、この労働問題を身近に感じられると世の中が変わるのではないか・・・子育て世代が未来の子供たちの労働環境を少しでも意識してくれれば、世の中は変わるんじゃないか・・・と思ってしまう。

 赤木俊夫さんは高校卒業後、国鉄の職員から国鉄の民営化に伴い大蔵省に転職された。その公務員の仕事をしながら夜学の大学を卒業し、やりがいのあるお仕事を真面目に一生懸命されていた。その人がなぜ自死しなければならなかったのか、これを明らかにすることが日本で働く人々にとって大切なことだと思うし、それは本物の右翼でも本物の左翼にとっても大切なことなんじゃないかと思う。
※相澤冬樹大阪日日新聞記者講演会「元NHKスクープ記者が語る 森友事件の本質と残された謎」(2018/11/10 神戸)
https://youtu.be/E0B_Aj61KR0
(相澤さんが本物の右翼・本物の左翼を分かりやすく丁寧に説明されていた)

2ちゃんねる開設者のひろゆき(西村博之)氏のコメント
https://www.chunichi.co.jp/article/94097/
「嫌がる部下に文書改ざんの命令をして、自殺させたりしてる上司が出世してるのをみたら、若手はやめたくなりますわなぁ。。。」
 組織の中で優秀な人材がいなくなってしまう。改ざん部分を違法行為と変えれば、こんなことが大企業でも中小企業でも行われたら、どうなっちゃうの・・・

 今現役で働いている人やこれから働く人たちに、自分たちの身近な問題として感じてくれるといいなぁと思いつつ、赤木雅子さんの戦いを陰ながら応援していきたい。
 そして自分は女性がこの問題に関心をもってもらえるように発信していきたい。これから赤木さんの裁判では苦難があると思うけれど、風化させず、35万人の署名された方々が裁判の行方を見守っているのだから、その先に真実が明らかになり、違法行為の業務命令は労務ではないことを国に認めさせ、労働環境の改善や法律が変わることを願っている。そして法律を変えなければならないとき、政治につながって政治が動くことを期待したい。
#私は真実を知りたい
#赤木さんはあなたです
#赤木さんの再調査を求めます

◆7月24日メディア密談について
私は生配信を聞くより、春頃からYouTubeでゆっくり話を聞いていたので、
当日のトークの展開の速さとチャットのコメントの速さについていけず、
トークを聞くので精一杯でした。
時間の制限があり難しいですが、たくさんの方々のお話をもっとお聞きしたかったです。

相澤さんと境さんに、
①女性上司の部下になったことありますか。
②なぜ女性が上司だと男性部下は面白くないのでしょうか。
③女々しいという言葉ありますが、労働環境では男々しい(男の嫉妬)の方が怖さを感じませんか。
この①~③を聞いてみたかったです。
いつか女性の働き方改革のテーマでお話ししてもらえると嬉しいです。
いろんな考えを聞けて、素敵な時間を共有出来て楽しかったです。






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