【参戦記】 Hololive English 2nd Concert -Breaking Dimensions- に日本から参戦した話 ③ライブレポート編 ( DAY 1 )
この記事は、①準備編 および ②移動/NY滞在編の続きとなります。
【はじめに】
2024 年 8 月 24 日〜 25 日の 2 日間、Hololive English の 2 回目の全体ライブ「hololive English 2nd Concert -Breaking Dimensions-」(以下、BD) がアメリカ・ニューヨークで開催されました。
この記事は、BDに日本から参戦したホロリスによる備忘録(兼ライブレポ)です。ほぼ自分用のまとめですが、今後また海外ライブが開催される際、日本から参戦する人の助けに少しでもなるような形で書けたらいいなと思っています。文章を書くのは得意ではありませんが、ぜひお付き合いください。
【少しだけ自己紹介】(再掲)
名前:はな
X: @8716_hana
推し:JP / EN / ID の箱推し
ホロリス歴:5 年半(2018 年の年末ごろから)
ホロを本格的に見るようになったきっかけ:さくらみこさんのホロライブ加入
オフラインイベント参加歴:多数
海外イベント参加歴:EN1stライブ、AFA2023、EN2ndライブ
【おことわり】
以下ではホロライブメンバーの表記を愛称呼びにしています。(さくらみこさん→みこち、ワトソン・アメリアさん→アメ など)
本記事はこれまでの 2 つの記事の続きという立ち位置ですが、完全に独立したライブレポート記事となっています。
ここでの記述や感想は全て私の主観によるものです。このライブに参加した一人ひとりに様々な考え方や想いがあると思うので、あくまで一人の参加者のレポートとして受け取っていただけると幸いです。
また、公式HPにはBDのオフィシャルレポートも掲載されています。そちらも合わせてご覧ください。
【ライブのコンセプト】
ライブ前日となる 8 月 23 日、今回のライブのステージコンセプトが発表されました。
過去、現在、そして未来の 3 つのコンセプトから構成されるライブ。この発表を見て、私は半年前の幕張のステージのことを思い出しました。
今回のBDは 3 面ステージではありませんが、メンバーやスタッフがこのステージに掛ける思いは、きっと5th fes.のときと通ずるものがあるでしょう。
2020 年の秋にMythがデビューしてからもうすぐ 4 年です。 5 人から始まったホロライブEnglishも、今や 4 つのユニット(期)が存在し、 2 回目の現地ライブが開催されようとしています。そんなホロライブEnglishがどのようなステージを魅せてくれるのか、とても楽しみになりながらライブ当日を迎えました。
【 1 日目開演まで】
ライブ 1 日目、会場の Kings Theatre はかなりの大混雑でした。入場開始前の段階で会場敷地外にまで長蛇の列。噂によれば、Kings Theatre 史上で最もすごい混雑具合だとスタッフの方が仰られていたとか。
17 時に入場開始です。私はギリギリ会場敷地内の位置に並んでいたので、入場までそこまで時間はかかりませんでした。会場に入ってすぐのところでチケット確認および荷物検査があり、そこで一人ひとり検査を受けます。
おそらく、これまでのホロライブの現地ライブの中で最も厳しい検査だったと思います。日本開催のライブでも、2023 年秋に行われたトワ様のソロライブなどでまあまあ厳し目の荷物検査がありましたが、それの比にならないレベルで、空港の保安検査とほぼ同じ内容でした。
食べ物・飲み物は全てアウト、X線検査や金属探知機に引っかかるものがあればすべて個別に確認されるという、かなり厳重な体制でした。これは、「ホロライブのライブだから」という理由ではなく、Kings Theatre自体が元からこのような体制だったようです。
私は特に問題なく通過できたのですが、通過後の率直な感想が「これ、 1 時間で全員終わるのか…?」でした。
約 3000 人を 6 つの窓口で捌いたとしても、1 つの窓口で 500 人を 開場から開演の 1 時間で検査する必要があり、そのためには 1 人 7 秒程度しかかけられません。しかし、スムーズに通過できた自分ですら 30 秒以上かかったため、これで大丈夫なのかと不安になりました。
外部から飲食物を持ち込めないため、入場後に私は会場内の売店で飲み物を購入しようと、列に並びました。しかし、その列もかなり長め…。 20 分ほど並んでようやく飲み物を手に入れることができました。
時刻は既に17:50、開演まで残り10分ほどでようやく座席に座ります。しかし、周りを見渡すとまだまだ空席ばかり。本当に大丈夫か…?と思っていた矢先、以下のようなお知らせが出ました。
30 分開始繰り下げです。そりゃあそうだよねという感じです。むしろこのまま開演にならず安心しました。開演までゆっくり待つことにします。隣に座った海外ニキと話したり、会場全体でコールをしたりと、とても楽しい時間でした。あとは「痛国旗」を初めて生で見たのですが、とにかくすごかったです。
私が覚えている限り、前回の Connect the World の際にはライブ会場内で開演前にコールは起きていなかったので、今回の盛り上がりにはとてもびっくりしました。開演前コールはこれまでの日本開催のライブでもほとんどなく、 5 月の超超超超ゲーマーズの 2 日目で少しあったくらいでした。これからのホロの有観客ライブでは、これがどんどん定番になっていくかもしれませんね。
ちなみに、今回の座席は 1 日目・ 2 日目ともにORCHESTRAの C 列の中央ブロックでした。下の座席表を見てもらえれば分かるように、かなり前の席です。ステージに最も近い3 列および最前のA列には誰も座っていなかったため、実質前から 2 列目でした。
会場の盛り上がりが特に伝わってくる席だったので、会場一体となってのコールが非常に楽しかったです。
なんやかんやで時間が経ち、開演予定時刻の 18:30 が迫っていました。しかし、会場の席の埋まり具合を見るとまだ 7 〜 8 割程度で、このまま18:30開演で大丈夫?という感じでした。
そして、会場でのアナウンスと同時に、以下のお知らせが出ました。
さらに開始が 30 分繰り下がって 19:00 予定になりました。そりゃあそうだよね…という感じです。ただ、席の埋まり具合から見ても19時には始められるだろうと思っていたので、特に悲観することもなく、開演までの時間を会場全体で盛り上がりながら過ごしました。
18:50ごろには、ホロのライブではお馴染みの開演前のカメラ映像がスクリーンに映し出されます。会場のボルテージも最高潮に。Connect the World、ReUnionのBGMが盛り上がりをさらに高めます。
そして、ライブの始まりを予感させる Breaking Dimensions のインストが流れ出し、さあ盛り上がる準備はOK!というところで、聞き覚えのある高笑いと口上が会場に響きます。
リズの口上です!ジジ、シシィ、ラオラの 3 人の声もこれに続きます。Justice の4人がアナウンスで勢揃いです。Advent逃げて Justice も含めて、ホロライブEnglish全員でこのライブを作り上げます。
前回の 1st ライブでは、Aちゃんがこの役目を務めていました。(このとき、Adventはまだデビュー前でした)
1st ライブの開演前アナウンスにおいて、
という問いかけがAちゃんからあったのですが、今回の 2nd ライブでは
とシシィが問いかけます。ホロライブENの歴史に深く刻まれた前回のConnect the World の開催から約 1 年。新たな幕開けのその瞬間を、会場の 3000 人のファン、そして世界中のホロリスとで見届けます。
Justiceのアナウンスの最後の「Breaking Dimensions!」 の掛け声、BGMの Breaking Dimensions のアウトロ、そして会場の歓声とともに、ライブ 1 日目がスタートしました。
【 1 日目①】
ホロのライブではお馴染みとなったスタイリッシュな映像とともに、メンバー紹介が行われます。
カーテンが開く演出とともに、1 曲目が始まります。
M1. ReUnion / Myth
1 曲目は全体曲が来ると思っていたので、イントロの "Sing out boldly again" のフレーズが聞こえてきたときは「早速来るのマジか!!!」という感じでした。
2024 年の年始にリリースされたこの曲、作詞はカリとStephanie Snyderさん。Stephanie Snyderさんは、Connect the WorldやBreaking Dimensionsの作詞も担当されており、何度聴いてもとても素敵な曲だなあと感じます。歌詞の様々な部分に各メンバーに関する要素が含まれており、じっくりと味わいたい曲です。
ReUnion は日本語で「再会」「再集結」という意味ですが、もちろん、Mythが一度解散したり、仲違いをしたりしたわけではありません。
あえて言葉を濁さずに言えば、デビュー当初と比べてMythメンバーのコラボはかなり少なくなってしまいました。ホロライブが有名になったことで各々の仕事が増えたり、ENのメンバーが沢山増えてMyth以外との関わりが増えたりなど、様々な理由があるとは思います。しかし、2020年や2021年の、まだコロナ禍の真っ只中で活発にコラボをしていた時代を思い返すと、少し寂しさを感じてしまいます。
少し前にキアラが配信内でこのことについて触れていました。ぜひ見て欲しい切り抜きです。
ホロライブEnglishが始動してすぐの時期、まだパンデミックで外出がまともにできなかった時期からの視聴者からすれば、彼女たちが初期にどれほど試行錯誤していたか、茨の道を歩んできたのかは十分知っているでしょう。
お世辞にも活動の基盤が初めから十分に整っていたとは言えませんし、そもそも 5 人の住んでいるエリアも異なりました。COVID-19の影響でオフラインでの活動も満足にできませんでした。
当時はココ会長のおかげでようやく英語圏にもVTuberの存在が認知され始めた頃でしたが、「英語圏をメインターゲットとする」活動はホロライブにとって未知の領域です。JPやIDのように一つの特定の国の視聴者をターゲットとしているわけでもないため、どのように活動していけばいいのかの指針もなく、暗中模索の時代でした。
あそこからホロライブENの物語が始まり、Myth の 5 人の懸命な活動によってこの物語は力強く確固たるものとなりました。Mythのメンバーが創った大きな道標があるからこそ、CouncilやAdvent、Justiceといった他のユニットが Myth 同様に輝くことができ、そして今の「ホロライブEN」があるのだと思っています。
私は、この ReUnion という曲には
といったテーマ・意味が込められているのかなと感じています。
この曲を語る上で個人的に外せないエピソードが、3 月の5th fes.直前のオフコラボ歌枠です。
当初はキアラ、カリ、イナ、アメの 4 人での歌枠でした。全員勢揃いとはならずか…。と思いつつも、 4 人の歌枠を楽しんでいました。
そして、枠開始から約 1 時間経過したところでした。歌っているのはReUnion。 ここまで同様に 4 人で歌っていましたが、2 番が終わり、落ちサビに差し掛かったところで、なんとぐらが登場します。 Myth の 5 人が集結したのです。
ちょうどこのとき歌われた
の歌詞を体現するような出来事でした。久しぶりに 5 人が勢揃いし、私は配信を見ながら思わず感極まりそうになってしまいました。
このような経緯もあり、私はこの曲に特別な意味を感じるようになりました。
2ndライブのトップバッターとなったこの曲を聴きながら、私は早速エモい感情に浸っていたのですが、落ちサビで涙腺が崩壊しました。
5 人が輪になり、手を掲げ、そして互いに頷き合います。
Mythの、ホロライブENの新たな物語がここから始まろうとしているのだと、そしてMythの 5 人の絆はいつまでも不滅なのだと、5 人の円陣を見て強く感じました。
5 人の物語はこれからも続いていくでしょう。また 5 人が reunite するときまで、そしてその先も、それぞれの物語を見届けていこうと思いました。
M2. Carbonated Love / IRyS
ソロ曲のトップバッターとなったのはIRyS。ユーロビートにパラパラに、 Carbonated Love(強炭酸な恋)の特徴的なメロディーが会場を盛り上げます。
IRySといえばHope Sodaですが、この曲では恋についての複雑な感情を、巧みに炭酸飲料や車にたとえた歌詞になっています。
この曲・MVは先日の 3 周年記念の際にリリースされたのですが、映像が完全に某Dのオマージュでめっちゃ見応えがあります。そこにIRySの歌唱力パンチが加わり、唯一無二のMVになっています。
今回のステージではMV映像がない代わりに、IRySのキレキレダンスを見ることができました。思わず見とれてしまいそうでした。
ちなみに、この曲のタイトル "Carbonated Love" は、実は 2 年半前の配信で出ていたアイデアでした。 2 年以上の時を経て曲のアイデアが現実になったと考えると、非常に感慨深いものがあります。
リンク先アーカイブの4:44:17ごろからです。また、この直前の 4:42:40 ごろからは、ユーロビートの歌詞についての話題も出ています。
M3. Born to be “BAU”DOL☆★ / フワモコ
次に登場したのはフワモコです。曲はBorn to be “BAU”DOL☆★、コール練習枠も事前に取っていたので、今回のセトリの中で最も予想しやすい曲の一つでした。(その分、2 日目にもソロ曲が来るのはかなり予想外でした。)
聴いているだけで元気をもらえる電波ソングで、コールがとても楽しい曲です。オタク人生で初めてイェッタイガー(家虎)をしました。
アメリカに到着してからYouTube以外で日本語を全く聞いていなかったので、久しぶりに人の口から発せられる日本語を聞いて、謎の安心感を覚えました。ありがとうフワモコ。
この曲は 2 週間前の3Dお披露目の際にもセットリストに入っていましたが、やはり生のコールがあるとより一層映えますね。初の3DコンサートとなるAdventのフワモコを、会場も大きなコールで迎えていました。
個人的に好きな振り付けはサビ前のここ。 2 人が手を繋いでくるっとなる部分です。とてもかわいい。
MC1 / フワモコ
ここで一旦休憩、MCパートです。直前の Born to be “BAU”DOL☆★ に続いてフワモコが再び登場しました。
ファンのみんながいるコンサートの舞台に立つという夢を叶えた 2 人。モコちゃんの「みんなの史上最大のBAU BAUが聞きたい」というさらなる夢を叶えるために、過去最大のバウバウコールをしました。会場がはち切れそうでした。
フワモコにとっての "Breaking Dimensions" とは、「みんなのハートに入り込む」(Break into you / your heart) こと。先ほどのBorn to be “BAU”DOL☆★はまさにそれを体現していました。
フワモコモーニングからまさかの出張版 MISUNDERSTANDING もありつつ、最後は 「Breaking Dimensions!」 のコールでMCを締めくくりました。
M4. It's Not A Phase / ムメイ, ファウナ
続いての登場はムメイとファウナの 2 人。
この 2 人を見て、私は「なるほど、今回のライブは個人曲とユニット曲以外も来るのね!盛り沢山だね!」と理解しました。前回の 1st ライブのときは個人曲 + ユニット曲 + 全体曲という構成で、全体曲を除けば 1 人 2 回の登場でした。今回はメンバーが増えたものの、 2 日間開催ということで各々の登場回数も増えたことになります。やったね!
ところで…この曲はなんだろう?ホロ楽曲ではなさそうだし、全く聴き覚えのない曲です。ライブが終わった後に少し調べてみようと思っていましたが…
It's Not a Phase、新曲でした! fes.のお嬢スタイル(余さんはここ 2 年連続で fes.で新曲をお披露目しています)がENライブでも来るとは思いませんでした。
2 人の新曲デュエットについては全く情報がなかった訳ではなく、実は半年前のコラボにて発表がありました。
1:08:46〜
とはいってもまさかこのタイミングで来るとは!思いもしませんでした。
タイトルの "It's Not A Phase" は直訳するならば「一時的なものじゃない」、もっと砕けた言い方だと「ミーハー(若気の至り)じゃないよ」みたいな感じかなと思います。
ミームで見た覚えがあるようなないような…という感じの言い回しだったのですが、ライブ終了後に調べてみたところ、やはり有名なミームだったようです。(参考)
参考リンク先によれば、「emo に関連したミームである」とのことで、これがまさに半年前のムメイの新衣装テーマに直接繋がります。
日本では「エモい」という言葉は感情が揺さぶられたときに使われますが、海外ではそうではなく、emo系(日本でいうV系?)という音楽ジャンルがあり、それを好む人やemo系のスタイルのことを形容する言葉として emo が使われているようです。
この具体例となるのがまさにムメイの新衣装です。配信枠タイトルが
となっていることからも分かるように、emoを体現した衣装となっています。加えて、同時期のファウナの新衣装も、emoと似た立ち位置の goth 系の衣装となっています。
このミームについての知識があるかどうかで、曲の印象が変わりそうです。後半の歌詞の
などはまさに "It's not a phase" をそのままに表現しています。phaseとlame, strangeとage で韻を踏んでいるのもオシャレですね。
私自身は "It's not a phase" について深く知らなかったので、「青春時代の複雑な気持ちを表現した曲だな〜」というシンプルな感想を会場では抱いていました。しかし、ライブ終了後に "It's not a phase" の意味を理解してからは、「この前の新衣装がめっちゃ伏線になっとるやんけえええええええ」と思わされました。
MVは後日公開予定とのこと。楽しみに待ちましょう!
M5. world.execute(me); / シオリ
次の登場はしおりん。まるで世紀末のようなダークで神秘的な歌詞と曲調が、しおりんのイメージにぴったりの一曲です。
しおりんが歌い踊る後ろでは、ポップアップがたくさん出ては消える演出がなされていました。(ライブアーカイブでも確認できます。)このことからもなんとなく連想されますが、この曲はプログラムコードと深い関わりがある曲です。
world.execute(me); という曲名は「 world オブジェクトで 変数 me を execute して」というプログラムの命令文になっています。そしてさらに、MVではプログラミング言語の一つである Java のコードが登場します。
このコードと合わせて歌詞を解釈すると、かなり味わい深い考察ができます。素敵な考察がなされているQiitaのリンクを貼っておくので、気になる方はぜひ覗いてみてください。
ちなみに、YouTubeにアップされているMVでは、オフィシャルの日本語訳も確認できます。機械的な歌詞に見えますが、そこに壮大な物語が伺えるのがまさにしおりんにぴったりな曲だなあと感じます。しおりんに execute されたい
M6. ボッカデラベリタ / クロニー
ライブも中盤に差し掛かろうという 6 曲目、登場したのはクロニーです。選曲はボッカデラベリタ。日本語曲が来るとちょっとだけ気が楽になります。
この曲はライブでもJPメンバーに沢山歌われているイメージだったのですが、ホロの有観客3Dコンサート系では初の選曲でした。意外です。(歌ってみたは沢山出ていますよね。)
冒頭のがなりの入りは、現地で聴いていて鳥肌が立ちました。油断しているところにあのがなりは痺れます。
サビ部分では原曲から 1 オクターブ下げて歌っていますが、一部の箇所では原曲キーに戻しています。これにより、クロニーの低音・中音・高音の全てが会場にきれいに響き渡りました。特に、ラストの高音には会場がざわついていました。
3Dのクロニーを見るたびにいつも思うのですが、スタイルが本当に綺麗ですよね。ダンス姿がとても映えていました。美しさの極みという感じです。
MC2 / シオリ, クロニー
ここで 2 回目のMCパート、直前 2 曲を歌ったしおりん・クロニーの担当です。2 人の楽曲のチョイスの理由が語られます。 2 人ともキャッチーで盛り上がる選曲で最高でしたね。
ボッカデラベリタで青に染まった会場について、「トイレの水みたいでクールだったよね!」と言い放ったしおりん、さすがです(笑)。
ペンライトを用いたウェーブで会場は更に温まります。フワモコのMCと同様に 「Breaking Dimensions!」 のコールでMCを締め、次のメンバーにバトンを渡します。
次の曲が始まる前に、ステージがガラッと変化しました。Kings Theatreの内装に合わせたかのような厳かなイメージのステージから、NYの街並みをイメージした華やかなステージに。
今回のライブコンセプトの「過去」から「現在」に変わったような印象を受けました。
【 1 日目②】
M7. ビビデバ / ぐら, イナ + ムーナ, すいせい
ステージ転換後、登場したのはぐらとイナ、そしてゲストのすいちゃん、ムーナの 4 人。
前回の 1st ライブではゲストパートとしてセトリ上で完全に独立していたのですが、今回はENメンバーも一緒に歌うようです。
4 人の登場で歓声が上がり、あのイントロが流れ出した瞬間に「もしかして…?」という期待に会場が包まれます。そして、すいちゃんの歌い出しで一気に大歓声が起こりました。間違いなく、この日でもトップレベルのどよめきと歓声でした。
5th fes.ですいちゃんが登場し、 灼熱にて純情 → Newton → ソワレ のメドレーを披露したときの会場の盛り上がりを思い出させました。
2024 年 6 〜 7 月の東京ジョイポリスでのイベントを除けば、こういった大きな有観客イベントでビビデバが披露されるのは初めてのはずです。日本のライブでの披露も楽しみですね!
ムーナとすいせいの 2 人のダンスの華麗さ、イナとぐらの 2 人のダンスの可愛さが対照的で、とても印象に残りました。
M8. Beyond the Way / ムメイ, キアラ, ネリッサ
ここからさらにゲスト曲が来ると思いきや、ステージに現れたのはキアラ・ムメイ・ネリッサの 3 人。不死鳥のキアラ、フクロウのムメイ、そしてカラスのネリッサという、ホロENの鳥類 3 人(羽?)が勢揃いです。
歌うのは "Beyond the Way" 、プロセカの登場曲です。
私はプロセカはあまり詳しくなく、この曲をホロメンの歌枠で聴いた覚えもほとんどなかったのですが、レイネとかなたの 2 人で歌ってみたを出していたのだけは覚えていました。(レイネの配信開始前待機枠でよく流れていた覚えがありました。)
ネリッサはここが3Dコンサート初登場となりますが、クロニーと同じく、その華麗なスタイルとダンスに圧倒されました。
3 人の歌声の相性も良く、いくらでも聴いていたいと思わせてくれるような心地よさでした。この組み合わせでさらに他の歌も聴いてみたい!
M9. Pineapple / キアラ
前曲に引き続いてキアラがステージに登場。歌うのは、ちょうど夏の季節にぴったりな自身のソロ曲 "Pineapple" です。会場も 「One-two, one-two-three」, そして 「pineapple!」のコールで盛り上がります。
キアラはホロENのメンバーの中でも特に曲中の煽りが上手いなあという印象があります。自然とコールを入れたくなってしまうような感じで、fes. などでもパフォーマンスが毎回特に楽しみなメンバーの一人です。
また、歌詞の一節に
という部分があるのですが、キアラの歌声もまさにこんな感じだなあと思います。爽やかで透き通る、頭の中でまろやかに溶けてしまいそうな唯一無二の歌声です。爽やかな歌と踊りで私たちを魅了してくれました。
M10. Our Promise / Promise
ステージに現れたのはファウナ、ムメイ、ベー、IRyS、クロニーの 5 人。ということはもちろん、Promise のユニットソング "Our Promise" の時間です!開演前の待機BGMでも流れていたので、この曲は絶対に来るだろうと思っていました。
前回の 1st ライブの時点では Promise は存在しておらず、 Council / Hope として別のユニットとしての出演だったため、 5 人では初めての3Dコンサートのステージとなります。
この "Our Promise" ですが、RPGの主題歌のような壮大な雰囲気がとても好きです。Promise 結成のストーリーとセットで何度もMVを見返したくなります。
メロディーだけでなく、希望に満ちた歌詞も好きなポイントの一つです。
Myth の ReUnion の「再会」と似たニュアンスの歌詞もあります。
ただし、ここには ReUnion のものとは異なる意味合いがあると思っています。MVを見るとそれがはっきりします。
MV中でこの歌詞が歌われているシーン。ムメイが見上げる先には永遠の宇宙と大きな星が。これが、かつて Council のメンバーであったサナを暗示していると考えるのは自然なことでしょう。
ここでムメイが振り返ると、そこには Promise の他の4人がいます。
こういったニュアンスを私は感じています。
総じて、Promise の 5 人の希望に満ちた冒険がここからも続いていくことを予感させるような曲であり、今回のステージは、この冒険をさらに応援したいと思えるパフォーマンスでした。
M11. 真夜中のドア~Stay With Me / ファウナ
ファウナが "Our Promise" に引き続きの登場です。近年の大ヒットにより、シティポップの新たな代表曲の一つとなった 『真夜中のドア~Stay With Me』を歌いました。
日本の曲なのに、JPホロメンよりもEN/IDホロメンの歌枠で聴くことが多い曲という印象があります。
ちょうど本記事を書いている時期にも、カリの 4 周年記念カラオケ枠でクロニーとカリの 2 人がこの曲をデュエットしていました。
この曲の雰囲気とファウナの癒やしボイスとが絶妙にマッチし、最高に心が和らぐ空間が形成されていました。
コールも特にないのんびりな曲だと思っていたので、サビで海外ニキが 「Stay with me」 の大熱狂コールを始めたときは思わずびっくりしました。日本語曲かつ非アニソン曲で、ここまで海外で盛り上がる曲があるのか…と驚きながら、ファウナに癒やされていました。
MC3 / IRyS, すいせい
3 回目のMCパートの担当はIRySとすいちゃん。数日ぶりの生の日本語の会話を聞いて、またも謎の安心感を覚えました。
この数日間でなぜか 30 時間近く飛行機に乗っている私にとって、飛行機の疲れの話はあまりに分かりみが深すぎました。でも、 2 人が言うように、この疲れを完全に忘れてくれるほどの楽しさが、このライブにはあります。
MC後半では、すいちゃんから「IRySにとっての "Breaking Dimensions"とは?」という質問が。IRySにとっての "Breaking Dimensions" とは、「すいせい先輩と一緒にNYに行く」こと…ではなく、「自分の殻を破り、いつもの枠を飛び越え、よりアクティブになって夢を追い求める」こと。IRySらしい素敵な回答だなあと思いました。
MCパートの最後は、観客もすっかり手慣れてきた 「Breaking Dimensions!」 のコールで締めくくり。いよいよライブ 1 日目も終盤戦です。
ここで、再びステージが転換しました。NYの街並みのステージから一転、今度は近未来的なイメージのステージが現れました。
「現在」から「未来」へ、3 番目のコンセプトのステージが始まります。
【 1 日目③】
M12. ふしぎ・プルプル・プルリン・リン! / アメ、ビブー、フワモコ
登場したのはアメ、ビブー、フワモコの 4 人。後ろ姿だけでもう可愛い。
曲は「ふしぎ・プルプル・プルリン・リン!」、アメが 3rd fes.で歌った曲を 4 人でリバイバルです。
あまりにも可愛いという言葉しか出てきません。この空間をずっと見ていたい。2 番冒頭の美少女回転寿司のダンスフォーメーションも最高です。
会場が一体となって楽しくぷるぷるりんしていました。
そして、ここまで登場していなかったビブーが本日初登場。これで Advent も全員が3Dコンサートのステージに立ったことになります。 ビブーの3Dモデルは、彼女の可愛さがより一層引き出されている気がして特に好きです。ホロぐらの初登場回は本当に良かったです。
余談ですが、この曲の一番終わりでフワモコが左右に分かれてポーズを取るシーン、ウインクのタイミングが完全に一致していて「これが双子のシンクロか…」と思わされました。この部分以外にも、現地で見ていて 2 人がシンクロしている場面が Born to be “BAU”DOL☆★ 合わせて(配信映像で抜かれていなかった箇所も含めて)沢山ありました。双子、すげえよ…。
M13. HELP!! / クロニー + こぼ, ころね
次に登場したのはクロニー、そしてゲストのこぼ、ころねの 3 人。こぼのオリジナル曲 "HELP!!" を歌います。
「ENのライブで、IDのこぼのオリ曲(ほぼ日本語歌詞)を、EN/JP/IDの3人で歌う」という、書き起こしてみるとかなりカオスな状況です。
楽曲提供をしているのは、『Overdose』等で有名な なとりさん。確かにこの曲を聴いていると『Overdose』と似た感じのオシャレな雰囲気を感じます。
この曲の歌詞には「私は叶えるの」「今だけをこぼさないように」など、こぼ・かなえるの名にちなんだフレーズが含まれているのも印象的です。
現地で聴いていて、この 3 人の声の絶妙なハマり具合にとてもびっくりしました。普段の配信では、むしろ異なるタイプの声の持ち主の 3 人というイメージだったのですが、そのイメージを完全に裏切ってくれました。
落ち着きながらも踊りたくなってしまうようなメロディーに 3 人の歌声が上手く絡み合い、いつまでも聴いていたいと思わせてくれるようなステージでした。サビの 「HELP」 のコールも楽しかったです。
M14. ワールドイズマイン / ぐら
ぐらの登場でまず大歓声が起き、そして彼女の歌う曲が明らかになるとさらに大歓声が起こりました。ビビデバと同じくらいの盛り上がりを感じました。
歌うのは『ワールドイズマイン』、世界で一番おひめさまな曲です。直近のライブイベントでは 4th fes. でルーナ姫が歌っていましたね。(個人的には、はあちゃまの歌ってみたがとても好きです。)
この煽りとともに、サメのお姫さまのお出ましです。ぐらの声、身振り、あらゆるものがこの曲にピッタリです。
サビの「世界で一番おひめさま」のところは客席中からとても大きな声が上がりました。ステージで華麗に歌い踊る姿はまさに唯一無二のお姫さまのようでした。
"a" ではなく "ahhhhhhhhhhhhhhh" ですが、高音シャウトのところも最高にハートが震えました。
M15. BLUE CLAPPER / CHADCAST & ビブー
続いてステージに登場したのは、カリ、べー、IRyS、ビブーの 4 人。「手を上げて」の歌い始めから一気に会場大盛りあがりです。ブルクラの実家のような安心感とワクワク感で私も気分が最高潮です。
2023 年の ID のアジアツアーのシンガポール公演に次いで、私自身 2 回目の生ライブブルクラでした。あの時の盛り上がりがあまりにすごすぎて今でも鮮明に記憶に残っているのですが、今回の盛り上がりもすごかったです。ID のライブでも、EN のライブでも、ここまで会場が一体となって盛り上がれるブルクラのすごさを改めて実感します。
"Clap your hands" のところで巻き起こる大コール、そしてクラップは、耳が張り裂けるくらいの大熱狂でした。
ちなみに、原曲では冒頭のカウントダウンから "Hololive fifth stars" と続くのですが、今回はどうなるのだろうと曲が始まってからずっと考えていました。(正解は上の画像の通り、"Breaking Dimensions" でした。)
"Hololive English" か "Breaking Dimensions" のどちらかかな、いや原曲通りもワンチャンあるか…?と思い、様子見しつつ 「…king Dimensions!」 という感じでコールを入れたのですが、周りの海外ニキはまるで最初から正解がわかっていたように 「Breaking Dimensions!」 の力強いコールを入れていました。私も常にこれくらい自信を持ってコールできるようになりたいなあと思いつつ、ブルクラを楽しみました。
MC4 / カリ, ビブー
ブルクラからカリとビブーの 2 人が引き続きMCパートに登場です。ライブ慣れもしているであろう高身長のカリ、ライブ初出演で小柄なビブーのコントラストが見ているだけで面白かったです。
カリ、ビブーと会場のみんなでBiboo tax、とても盛り上がりました。
ビブーにとっての "Breaking Dimensions" とは、「"Hololive Brainrot"をあちこちに広める」こと、そして「夢にも思わなかった今回のような経験を、これからさらにしていくのだ」ということ。
そして、カリにとっての "Breaking Dimensions" とは、アイデア(1D)から始まり、2Dモデル、3Dモデルとなって、さらにはライブ会場で観客の前で歌い踊り、世界を繋ぐという、「次元」を超えて様々に活躍していくプロセスそのものであると話してくれました。
ここで、次が最後の曲なんだとビブーが語ると、会場からは落胆の声が上がりました。楽しい時間は本当にあっという間です。
MCパートのラストはこれまで同様に、今回のライブのタイトル、そして次の曲のタイトルである 「Breaking Dimensions!」 のコールで締めくくりました。
M16. Breaking Dimensions / 全員
何百回と聴いたあのイントロが流れ出し、ステージが 2 段になります。そして、今日初めてステージに 15 人が勢揃いしました!
ライブ表題曲、"Breaking Dimensions" です。
ライブ本番の数日前に、Advent の 4 人によるコール練習動画も出ていました。この動画の概要欄に "Fanchant by Gigi Murin" と書かれている通り、ジジによるオリジナルのコールです。ありがとうジジ。
このガイド動画のコールに沿って、会場が一体となってステージ上のアイドルたちを応援していました。
この曲の歌詞は非常に味わい深いです。
など、各ユニットのオリジナル曲(ReUnion、Rise、Rebellion)に対応するフレーズがそれぞれのサビで見られます。
また、特定のフレーズだけでなく、序盤であれば「未来への希望」、中盤であれば「仲間との冒険」、終盤であれば「自由と変革、新たな世界」といった歌詞のサブテーマが、 ReUnion、Our Promise、Rebellion の各曲のテーマに対応していると私は感じています。
そして、個人的に好きなのがIRySのパートの歌詞。
の "the smiling stars" がサナの暗示であると解釈すると、Our Promiseのところでも話題に挙げた、こちらのカットに歌詞がぴったり合います。
この歌詞が、CouncilRyS の中でも IRyS のパートに入っているところに大きなエモを感じます。Councilの他の4人は任せて!といったニュアンスがあるようで、とても好きです。
それぞれのソロパートでメンバーの姿がステージ横のスクリーンに映し出されるごとに、会場からは大きな歓声が上がっていました。
ちなみに、ライブ配信映像では映っていませんでしたが、曲の最後のポーズはアメもしっかり他のメンバーとタイミングが揃っていました。どちらにせよ可愛いのでよし!
"Breaking Dimensions" のアウトロが終わり、ステージが暗転、正面スクリーンにはBDのロゴが表示されました。これで 1 日目終了…ではなく。
「アンコール!」の声が会場の至るところから聞こえてきます。最初のうちはタイミングがうまく揃わずとも、数分後には一つに揃い、彼女たちの再登場を待ちます。そして…
スクリーンでムービーが始まりました。各メンバーの初配信、MythとPromiseの3D集合配信、Mythの1周年・2周年・3周年記念配信の映像で、これまでのホロライブEnglishの約 4 年の軌跡を振り返ります。
最後に "Together to the future"、「ともに未来へ」というメッセージが表示されました。
そしてステージに再び 15 人が登場し、会場が大歓声に包まれます。いよいよ本日のフィナーレです。
EN1. Connect the World / 全員
アンコール曲は "Connect the World"、前回の 1st ライブの表題曲です。
私自身とても好きな曲の 1 つなのですが、今回はセトリ入りどうなのだろう微妙かな…と思っていたので、アンコールでこの曲が来て本当に嬉しかったです。
この歌詞には「夢」「成長」「つながり」といったポジティブなテーマ・メッセージが強く現れており、聴いているととても勇気をもらえます。
そして、曲後半では 『Shiny Smily Story』 を彷彿とさせるメロディラインも登場し、ホロライブ楽曲として、よりアイコニックな曲になっています。
Cメロのダンスもまた、SSSを彷彿とさせるものになっています。
・右腕突き出し→きらきらさせて下ろす
・左右クラップ
・ぐるっとまわして…
・まるっ!
とてもかわいい。
私個人の解釈ですが、このSSSがベースになっている部分には、「心の中の葛藤や不安を乗り越え、目の前のファンはもちろん、世界中のファンとともに新しい物語を創っていくんだ」というニュアンスを感じています。
先ほど挙げた「夢」「成長」「つながり」といったテーマは SSS にも共通していますが、SSSの歌詞には個人の葛藤やそれを乗り越えようとする感情的な表現が多く見られます。そして、歌詞全体から「仲間と、そしてファンのみんなとも一緒に夢を追いかけていこう」というニュアンスが伝わってきます。
一方で、CtWの歌詞ではこういった感情的な表現はほとんど見られません。また、現在応援してくれているファンというよりも、まだ彼女たちを知らない世界中のファンに対するメッセージ性が強く感じられます。
これは、「ホロライブEnglishは理性的に活動している」とか、「既存ファンより新規ファンの方が大事である」とか、そういったことを表現したいのではないでしょう。
そうではなく、「SSSで綴られているような内容をそのまま受け継ぎながら、私たちがここからさらに世界を広げ、未来を切り開いていこう」という意志が、この歌詞に現れているのではないでしょうか。
そういった「未来」への決意や覚悟を歌詞全体で表現し、「過去」から「現在」における葛藤、そしてファンのみんなとの成長のプロセスをSSSのメロディーに託しているように思えました。
だからこそ、「文化や国を超えて、新たな世界や未来を切り開く」「異文化の壁を越えて夢や希望を共有する」といったメッセージを持つこの曲を、「Breaking Dimensions」 のステージで再び披露してくれたことに、個人的にとても大きな意味を感じています。
長々と書いてしまいましたが、一言で言うと、本当に「エモの極み」でした。最高のステージでした。
この曲で個人的に好きなポイントは、ラスサビの入りの
の部分で、メンバーが各々好きなポーズで静止するところです。
このときの各メンバーのポーズは決まっているわけではなく、ステージによって毎回違っています。各メンバーの個性が出るこの瞬間がとても好きです。
曲はアウトロへ。各メンバーからの一言メッセージとともに、ステージのシャッターが閉まっていきます。フワモコの「ばうば〜う」が特に可愛かったです。
今日一番の歓声と拍手に会場が包まれ、1 日目は終演となりました。
【 1 日目を終えてのプチ感想】
(※全体としての感想は次回の記事で!)
ただただ最高でした。日本では早朝の時間帯だったこともあり、開演前は時差ボケにかなり苦しんでいたのですが、あまりにライブが最高すぎて、眠気も疲れも全部飛んでいってしまいました。
1 時間遅れでの開始ということで、最初は「今回のライブ大丈夫かな…?」とほんの少しだけ不安だったのですが、完全に杞憂でした。
セトリも選曲も、前回の1st ライブを大きく上回る満足感がありました。特に、ReUnionで始まり、Connect the Worldで締めるというのが、あまりに予想外かつ最高すぎました。
会場を出て、帰り道の涼しい風を浴びながら思ったのは「これで終わりじゃないんですか!?明日もこの興奮と感動を味わえちゃうんですか!?マジですか!??」ということ。
日本でも全体ライブ(2nd fes. 以降)は 2 日間に分けて開催されてきましたが、それらはステージごとに出演者が分けられていました。一方で今回のBDは両日いずれも 15 人全員が出演ということで、一体どういう感じになるのだろうと思っていましたが、 1 日目を終えて、「各日でそれぞれ完結するのではなく、 2 日間で 1 つの『Breaking Dimensions』というライブが完成するのだな」と理解しました。
まだソロ曲をやっていないメンバーもいますし、Adventのユニット曲も来ていません。それになにより、ホロメンの 1 日目ラストのメッセージや終演後のポストから、「また明日会おう!」という想いがとても強く伝わってきていました。
明日はどんなステージが待っているのだろう?彼女たちはどのような世界を私たちに見せてくれるのだろう?そんな期待で胸がいっぱいになりました。
まだライブは折り返し地点、前半戦と後半戦の間のちょっと長い休憩だ!と思いつつ、ホテルに向かう地下鉄に揺られていました。
本当はこの記事で両日書くつもりだったのですが、あまりに長くなってしまったので 2 日目のレポートはまた別の記事で!
(④ ライブレポート編 ( DAY 2 ) へ続く…)
* Hololive English 2nd Concert -Breaking Dimensions- DAY 1 setlist