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カレイ投げ釣りパーフェクトガイド 〜partⅧ 集魚パーツ編〜

北東北のカレイ投げ釣りでは、ド派手な仕掛けを駆使する人も多い。
筆者もその1人…というよりも、その道を突っ走っている気がしてならない(笑)

今回はそんなド派手仕掛けに欠かせない、お気に入りの集魚パーツを紹介しよう!

目次
1、浮力材
2、集魚毛針
3、ビーズ類
4、仕掛けストッパー

1、浮力材

以前、このシリーズ〜partⅣ〜でもお伝えしたように、筆者はカレイ仕掛けに浮力をプラスすることで、カレイの釣果を安定して伸ばすこができた。

比較的水温が低く、エサ取りが少ない北東北ならではの工夫かも知れないが、他のエリアでも有効かも知れないので、興味のある人は是非とも参考にして頂きたい。

【シモリ玉】
同じ商品の繰り返し紹介となるが、その主力となるパーツはこちら。

まるふじ「ツートン流線シモリ」

イエローとオレンジのカラーリングは、あらゆる状況に対応し、まさに浮力材のオールラウンダーと評価している。

夜間はグロー発光タイプも効くかも知れないが、このツートンでも申し分ない釣果を叩き出せている。

サイズは3号を使用しているが、針の太さと重さと浮力のバランスを考えて選びたい。
小さ過ぎると浮力が消されてしまうし、大き過ぎると飛距離が出ないのと、キャスト時の仕掛け絡みを誘発することもあるので注意が必要だ。

【マシュマロボール】
こちらはソフトな感触と浮力が魅力で、今では全ての仕掛けに必ずセットしている。

ヤマシタ「マシュマロボール」

過去の釣果を見ると、カラーは夜光オレンジがイチオシ!
イエローやレッドもあるし、ケイムラカラーもラインナップしていて、釣る時の条件を想定したカラーチョイスができるよう、仕掛けを作り分けておくのも楽しい。

2、集魚毛針

この2つの浮力材の間に、ゴム管に羽根などがセットされている「毛針」を挟み込むようにしている。

シンプル仕掛けと比較すると、この羽根が潮流を受けやすく、潮にたなびいてユラユラとした動きを演出すると、海中のシーンを想像している。

ささめ針「フェザーリング」
まるふじ「後付け毛鉤」

様々なカラーがあるので、シモリ玉やマシュマロボールとの色使いを意識した組み合わせを試してみたくなる。

個人的な流行だが、同系色で揃えるのではなく、コントラストが高まるように別の色を組み合わせている。

アクセントを付けた組み合わせを意識

このパーツは決して安価な物ではないので、釣行が終わっても簡単に廃棄処分はせず、洗って乾燥させてリユースするようにしている。

使用後の仕掛けは、分離保存して使い回す
節約のためハリスや針は廃棄、その他はリユース
3、ビーズ類

続いては種類が豊富でバリエーションを活かせる、ビーズ類を見てみよう。

【発光玉】
まずは日中でも効果があると信じている夜光玉。

付けエサのアオイソメは、体液が青緑っぽく怪しい光を放つのを見たことがあり、そのイメージに似ているから使用している。

東邦産業「発光玉ソフト」
ハヤブサ「発光玉」

メーカー、サイズ、カラーは好みとなるが、とにかく夜光玉を付けておけば安心している(笑)


また、日中や朝夕のマヅメ時には、紫外線発光するケイムラカラーも有効と思われる。

マルシン漁具「ケイムラハードビーズ」

夜光玉やケイムラ玉はニーズが高いのか、徳用サイズが販売されているので、購入するならコスパを優先して選びたい。

また、これらは穴部分に空気が付着していれば浮力があるが、空気が抜けたら比重があり仕掛けを沈ませる力が働く。

そのため、あまり大きなサイズは選択しないか、またはシモリやマシュマロボールの浮力を考慮して、トータルでサイズを決めたほうが無難かも知れない。

【淡水パール】
そして忘れてはいけない、カレイに対して実績が高かったビーズとカラーはこちら。

ハリミツ「淡水パール」

淡水パールは約20年位前から使用し続けているが、筆者のメイン釣り場となっている青森県の陸奥湾というのが、その効果のヒントかも知れない。

陸奥湾はホタテ貝の養殖業が盛んで、湾内のほぼ全域の漁港でホタテ網を干しているのを見かける。

漁師の皆さんが沖の熨斗(のし=ホタテ網)作業に向かう前に、漁港の近くで網の付着部を洗い流すが、その中にホタテ貝の細かい欠片が含まれているはず。

その欠片の白い部分は、淡水パールの輝きに似ていて、海底までユラユラと落ちると同時に、網に付いていた小さな生物も一緒に落下する。

つまり、カレイのエサが落ちてくるサインとして、ホタテ貝の欠片が認知されていて、その代わりとなるのが淡水パールなのではないか?

そんな仮説を立てているが、あくまでも筆者の思い込みなので、化学的な実証はできていない(笑)

【有効カラー】
カレイ釣りでは様々な色が使われている。
地域、実釣時刻、濁り具合、日差しの有無などによって差があると思われるが、自分の中で安定した実績があるのがこのカラー。

ハリミツ「蛍光オレンジビーズ」

赤でもなく、黄色でもなく、明るいオレンジのカラーが海中で目立つのかも知れない。

ただし、このビーズは浮力がなく沈むため、使用する場合は浮かせて誘うエダスではなく、海底に這わせる先針にセットすることが多い。

また、前述の淡水パールや夜光玉を2〜3個ずつ交互にセットし、コントラストを付ける魅せ方が効いている気がする。

このカラーで浮力がある流線シモリがあれば、筆者は間違いなく大人買いすることだろう。

4、仕掛けストッパー

これらの集魚パーツを使う上で、以前から気になっていたのが、各パーツの間隔が離れてしまっていないかという点だった。

カレイ釣りにハマった当初は、下の画像のように小さく切ったリング状のゴム管を八の字にして、ビーズ類が動かないように止めていた。

1番端をゴム管でストッパーにしていたが…

しかし、仕掛けを回収すると、ゴム管がズレてパーツ間に隙間がある状態になっていた。

しかも、ゴム管で止めていた箇所に不均衡なチカラが加わるためか、「への字」状のクセが付いてしまう…

【ウキ止めゴム】
この悩みを解消してくれたのがこちら!

ささめ針「ウキ止めゴム」

通常は投げサビキ釣りや、カゴウキ釣りに使用されるウキ止めだが、これがカレイ仕掛けでもイケる!

筆者はハリスにフロロカーボン4〜5号を使うため、ジャストフィットするのはLサイズ。

これを使うことにより、パーツ類が隙間なくまとまって、コントラストを演出できたり、思う通りのカラーリングに仕上げることが可能になった。

集魚パーツはまとまったが、食い逃げされた?(笑)

また、浮力を活かすためにはこちらが必要不可欠!

NTスイベル「トリプルサルカンC」

様々なサイズがあるが、ドッシリと海底に沈んで浮力仕掛けの支点となってくれ、浮力カレイ仕掛けには7号がウエイトバランスも良く適している。

これまで数多くのパーツを使用してきたが、今回紹介したものは実績もあり、一度試してみて頂きたい。

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花丸
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