人型ロボットコンテスト:北京で最新技術を競い合う
北京で開催された中国人型ロボット百人会主催の人型ロボットコンテストが13日に幕を開けた。中国の人型ロボット分野を代表する企業、専門家、学者、科学研究チームなどが、それぞれの先端技術と研究成果を披露し、計116のプロジェクトが競い合った。
今回のコンテストは2日間にわたり、人型ロボットの中核技術、重点製品、公的支援、代表的応用の4つのセクションが展開された。競技は全身動的制御アルゴリズム、触覚センサー、ロボットアーム・スマートハンドなど19の項目に分かれ、各チームが技術力を競った。
会場では、四足歩行ロボットがさまざまな障害物を乗り越えたり、中医学の医師が行うような脈を取る「器用な手」、重い物を運ぶ大型ロボットなどが展示され、その唯一無二の技術が観客を魅了した。
復旦大学工程・応用技術研究院の丁文超さん率いるチームは、最新の研究成果である復旦「光華1号」人型ロボットを出展した。このロボットは全身の本体構造設計とアルゴリズムが知的財産権を完全に備え、医療・ウェルネス、付き添い、工場での組立作業など複数の分野で活用される構想がある。
このように、北京の人型ロボットコンテストは、最新の技術と革新的なアイデアが競い合う場として、多くの注目を集めた。