はじめての海外出張:帰国編(2)乗り継ぎ
直行便で帰国できるのであればよいのですが、そうでない場合は乗り継ぎという最後の関門が待ち構えています。基本は行きの乗り換えと同じなのですが、ウェブ上にあるこの手の記事は行きの話ばかりで、帰りの便について説明されているものはあまり無いようです。なので、帰りの便についても注意点をいくつか列挙します。
乗り継ぎの注意点は基本的には行きと一緒
はじめての海外出張:出張本番編(2)フライトの乗り継ぎに記載されたポイントは帰りでも同じように意識してください。改めて列挙すると、こうなります。
・乗り継ぎ空港に到着したら、日本へのフライトの情報をまず確認する
・日本への帰国便が欠航や遅延になることもあり得る
・乗り継ぎ空港と出発空港の時差に注意する
・帰りは特に数時間の時差なので時差があることに気付きにくい
・搭乗ゲートは途中で変わることがあり得る
出国審査が必要な場合とそうでない場合がある
はじめての海外出張:準備編(1)フライトの手配でも言及したように、欧州の場合はシェンゲン圏内での移動は国内線扱いで、ハブ空港(CDG, フランクフルトなど)から日本へのフライトに乗る前に出国審査があります。一方、アメリカなど北米の国では出国審査という概念がないので、入国時に比べるとかなり手続きが楽だったりします。
出発空港で最初に飛行機に乗る時には必ず保安検査を受ける必要がありますが、乗り継ぎの場合は保安検査がなかったりすることもあるようです。
こういった事情により、全体的に帰国便の方が時間的には余裕が生まれやすい傾向があります。