はじめての海外出張:出張本番編(3)目的地到着~ホテル
無事に最終目的地に到着しましたか?ここまでくれば最初のゴールにかなり近づいているのですが、長旅や時差で疲れている状況なのでなるだけテンポよくスムーズに宿まで到着することを目指してください。
入国審査(必要な場合)
直行便のフライトや、経由国で最終目的地への入国審査を受けてない場合は、まず入国審査を受けるところからスタートとなります。この時の注意事項は基本的にフライトの乗り継ぎで言及した通りです。現地国民向けと外国人向けで並ぶ列が違うので、そこは意識しましょう。
荷物の受け取り
もしも預入荷物が無ければもうそのまま空港を出てしまってもよいのですが、荷物を預けている場合は"baggage claim"とか"luggage"などの標識を目指してください。フライトの便番号ごとにターンテーブルが用意されていて、そこに荷物が流れてきます。ここで荷物を無事回収できればよいのですが…もしも荷物が出てこなかった場合は空港の係員に荷物が出てこないことを伝えましょう。複数の街やホテルを移動する場合、どこのホテルにいついるかも伝える必要があります。
ホテルへ移動:ここはタクシーがお勧めです
空港のセキュリティエリアの外側に出たら、そこから先はそこそこの緊張感を持って行動してください。とりあえず最短経路でホテルへ直行するのをお勧めします。不慣れなのであれば、とりあえずタクシーを使うのが無難です。国にもよるでしょうが、タクシーはカード払いできない事が多い(今はそうでもないのかもしれませんが)ので、日本を出国する前にタクシー移動に必要な分くらいは現地通貨をある程度用意しておくのがお勧めです。
海外では安全をお金で買うのは当たり前のことです。例えば、スーツケースなどの大きな荷物を持っているときにカバンを盗まれても走って追いかけられますか?無理ですよね。。スリが多い国では、現地の人でも大きな荷物を持っているときは公共交通機関を使わずにタクシーを使ったりします。また、海外に不慣れな人にとっては、海外の公共交通機関で切符を買ったり、どの電車に乗ればいいか判断したりするのは相当ハードルが高いだろうと思います。そして何より時差と長旅で疲れている状況ですよね?以上より、多少割高でもタクシーを使って最短経路でホテルまで行くのをお勧めします。
ただし、必ず空港のタクシースタンドから乗ってください。怪しげな白タクから声をかけられたりしても相手にしないでください。街によっては白タクを排除するためにタクシーの車両の色が決まっていることもあったりします。現地のタクシーについては事前に情報を収集(カードが使えるか、チップを渡す必要があるか、車体の色は決まっているか、など)しておくのをお勧めします。
ホテルに着いたら
ホテルに到着したら、まずチェックインという儀式が待っています。基本的には日本でホテルに泊まるときと同じで、日本の住所、名前、電話番号などを記載します。ホテルのスタッフから朝食は何時から、WiFiのパスワードは…というような説明があるかと思います。英語で説明されているだけで、基本的には日本のホテルで受ける説明とそこまで大差はないと思います。
ホテルによってはセキュリティのためにカードキーをかざさないとエレベーターが動かなかったり、宿泊客エリアのフロアに行けなかったりすることがあるのでご注意ください。ホテルに着いたら、できれば上司に無事に現地に到着したことは一報を入れておくとよいと思います。
ひとまずお疲れさまでした。とりあえず可能な限り休んでください。
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