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Vol.4 新入生”に向けて”から、新入生”が”【しらすらしさ】

4月から車校に通い始め、MT車の運転の難しさに絶望しているしらすです。

外出自粛の中、学びを止めてはいけないという事で、自宅でYouTubeを見ながら勉強しています。学んでいる学問に詳しい方の講演や、学んでみたいと思う学問の解説などを見たりしてまとめています。こんな学びの形式もありなんだと思うこの頃です。

今回は少し長めですが、一か月前くらい前からちょくちょく言っていた

「新入生の対応をどうしようか」

という事についてです。

入学式が中止になって、授業開始が遅くなって。最初は「食堂を使って新歓っぽい事をやってみようか」と考えて過ごしていましたが、集まる事自体が禁止になってきたのでどうしようか迷っていたところに、

「オンライン化の時代」

時代はオンライン化が進み、リモートワークや遠隔授業が進んでいるとの事。考えてみれば、そんな手段もあったのに必要ないと判断すると選択肢から自然消滅してしまうものです。

「オンラインならお話会も出来るんじゃね?」

段々とそんな風に思うようになり、色々手段を探っている時に、

「龍大がオンライン相談会始めたよ」

との情報が。先を越されたか…と思いつつも、どんな事してるのか見てみる事に。そしたらまさにやろうとしてたことがそこに!

「福知山でも是非やりたい!」と言った所に、中田愛さんが「やろうよ!」と背中を押してくれました。

そこから仲間を集めて、すぐに会議を開く。

新入生はどんな事聞きたいか?
友達出来てるのかな?
サークルとか説明ないけど大丈夫かな?
不安とか疑問を取り除きたいよね…

何てことを話し、「取り敢えずやってみようよ」と言う事で会議の次の日に、新入生に向けたおしゃべり会を開催。

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やはりニーズは大いにありました。Twitterで呼びかけを行いましたが、約20人の新入生が集まってくれました。いきなりの集合だったので、取りこぼしてしまった数名は次の日に開催しました。新入生のみんなは緊張しながらも、聞きたい事や話したい事を沢山喋ってくれました。

開催した上回生メンバーで振り返りを行って

「まだまだ需要はあるし、続けてみよう」
「ゲームとかしてみたらどうかな?」
「ご飯食べながらでもいいんじゃない?」

なんて意見も出し合いながら、第二回を開催するにあたりました。

第二回の一部はお昼ご飯時に、ゆったりご飯でも食べながら話そうやって感じで、お喋りしました。二部はオンラインで出来る遊びをみんなでやりました。お題に沿ったものを家の中から探して紹介など。参加者は半分くらいになり、10人程度でした。

今回一番話したいのはここからのお話。二部が終わりかけの時、僕たち主催側も新入生がどんな事を今求めているのかが分からなかったので、聞いてみる事にしました。

「先輩達と話す機会を何回かしてきたけど、これからもやっていくって言ったら来る?」

「んー、先輩達とも話したいですけど、同じ一年生とも喋りたいんですよね」
「バイトとかサークルとか、みんなどうするんだろうって」
「同じサークルに入りたい子が見つかれば一緒に行けるから、不安も無くなるかなと」
「一人暮らしで悩んでる事とか解決策をみんなで共有したい」

「一年生と話す機会が欲しいって事ね?」

「「「「そうですね」」」」

「じゃあやろうよ」

「「「「え?」」」」

僕の中で最近改めて大事にしている事、それは

「声に出してみる」「とりあえずやってみる」

やりたいならやってみればいいよって事で、

「いつやる?明日空いてるなら明日やろう!」

その後一時間でどんな話をするか、どんな事をみんなに聞いてみたいかを話し、30分で告知用のチラシを作り出し、そのまま告知し、新入生とおしゃべり会を開催しました。

どれだけの新入生が来るか
当日は一年生だけなので上手くまとまるか
ちゃんとみんな話できるかな…

と不安はいくつもありました。何かあって怒られるような事があれば、責任はサポートした僕が負えばいいだけの話なので、取り敢えずやってみろ!って思いが強かったです。

前日に告知したのに関わらず、参加は20名!二学部合わせて約200名なので10分の1をカバーできたのであれば、しらすは嬉しいです。当日は予定があって話を聞いてることは出来ませんでしたが、地元の話、バイトやサークル、一人暮らしでこれ困ってるんだけどどうしてる?など話は多岐にわたったようです。次はゲームしたいね、もっと話したいねなんて感じで終わったようです。

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その後はきちんと振り返り会もしました。

開催してみての感想や、良かったところ悪かったところ、次回どうしようかなど。

主体的に話してくれるから、嬉しい限りです。そして自分達だけでなく、参加したみんなに問いかけ、次どうしようかを作戦中…。次に繋がる布石を打てているので、楽しみで仕方ないです。

「あくまでもメイン、主催は新入生」

次は新入生がやるおしゃべり会です。

「あくまでも伴走の立場でメインは一年生だから、僕からはやろうよ!って言わない。やりたいです!って言ってくれれば、手伝えることを全力で手伝うから。後はパスします。」

ここまで沢山書いてきましたが、愛さんから「やろうよ!」って言って頂いてから、新入生同士のおしゃべり会が開催されるまで、わずか一週間の出来事です。

一週間でこれだけの事が起こったんです。

こういったイベントを開催するにはきちんと企画を練って考え抜いて開催するという何段階か踏んでからやるのが普通です。

でも今回は「まずやってみよう」の気持ちで、猪突猛進の如く突っ走ってきました。だからこその、このスピードなのかもしれません。山田崇さんの言葉を借りるなら「小さなdoから始める」を意識することでここまで出来ました。自分の中でも正直驚きです。

しらす的願いは、二学部体制になった事で人も増えたし、同級生同士の輪が、あわよくば学部の垣根を越えて動きがあれば、そしてその繋がりが4年間絶える事無く、色んな所で発揮していけたら滅茶苦茶面白いだろうと思うので、是非動き続けて欲しいなと思います。

今回のイベント開催、伴走をやってみて、意外にやれることは沢山あるなと思いました。

新入生「に向けて」やる企画がいつの間にか
新入生「と」やる企画へ、そして
新入生「が」やる企画になります。

この動きは一週間前に想像もしていませんでした。オンラインの可能性を大いに感じる事が出来たし、何より新入生が頼もしい!後輩のやりたい事を少しでも応援できるのであれば、自分が持っているありったけの知識と人脈、技術を使って伴走できればと、改めて強く思いました。新入生の皆にとっても良い経験になったと思うし、僕にとっても良い経験をさせてもらいました。

今年の一年生アツいぞ!

以上、車校も休校になってしまったので、GWの過ごし方をどうするか迷っているしらすでした。

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