マンション購入記(はじめに)

はじめに

本購入記は以前別ブログに掲載していた物を全面改定した物です。別ブログの方は非公開にしてあります。

家を買うきっかけ、途中経過、そして結果は100人いたら確実に100通り。こういう感じで買う人もいるんだな、という程度で捉えて貰えれば幸いです。


プロフィール

夫である私と妻の二人暮らし、子供はいませんので所謂DINKSという奴ですね。年齢は二人ともアラフォー。仕事は私が中小IT企業でインフラエンジニア、妻は医療関係の仕事をしています。収入は世間なり。
そんなおじさん・おばさん夫婦のマンション購入記となります。

購入に至るまでのタイムライン

まず、我が家がマンションを購入するに至るまでの流れを書いておきます。こうやって振り返ってみると、なんだかんだでドラマがあるものです。
対応する記事のリンクを張ってあります。

  • 家を買おうと思い立つ(本記事)

  • 一軒家かマンションか(本記事)

  • 物件A見学

  • 今度こそ、このマンションにするぞ!

  • 契約

引っ越しまで

  • 住宅ローン手続き

  • オプション契約

  • 各種手続き

  • 入居説明会

  • 引っ越し会社選び

  • 火災保険

  • お買い物

  • 諸費用精算

  • 引き渡し会

  • 引っ越し

本記事では「起」の部分を書いていきます。

家を買おうと思い立つ

家を買うという選択肢が突然現れる

我が家がマンションを購入検討を始めたのは2021年の春、世の中がまだコロナ禍全盛期。何度目かの緊急事態宣言が出る前、妻の祖父に会いに行った時のこと。
ご時世もあり、ご挨拶してお茶を飲んで程度で解散となりましたが、気になったのが「早く落ち着いて欲しい」という言葉を何度も言っていたこと。子供はいませんが、特段フラフラしていたということもなく何だろうと不思議に思っていました。
その後、妻の母親から「家が賃貸なのが気になっているみたい」ということを聞かされました。つまり「早く持ち家を買って腰を落ち着けてほしい」ということのようです。家を買うとなれば頭金などのまとまったお金が必要ですが、その辺はある程度援助してもらえそうな雰囲気。

当時は手付金という物が必要という知識は無く、住宅ローンには頭金が必要と思っていました

そんな事をまったく考えていなかった我々の前に「家を買う」という一大イベントがいきなり姿を現し始めたのです。


当時の住居

この時住んでいたのは、私が大好きな街中野。中野駅徒歩10分以内だけど落ち着いた住宅街、会社へは徒歩15分。スーパーも徒歩3分くらい、飲食店は当然豊富、飲み屋も何軒も行きつけがあるという、私にとっては理想的な場所。(でも引っ越してすぐコロナ禍突入、飲み屋は休業しちゃったのですが…)
家自体は2LDK 50㎡で新築で入居、設備は一通り揃っていています。その分家賃は月20万とコロナ前としては結構高かったけど、利便性もある土地の新築ですからそんなもんだろうと思ってました。

家を買うという選択肢が登場すると

そんな気に入っていた住処ですが、いざ住み替えをするかもと考え出すと以下のような不満点も出てきました。

・勤務時間と通勤距離の都合で、生活リズムがズレており夫婦の寝室が別、そのせいでお互いの部屋が狭い(5畳と4畳)
・収納スペースが足らず、その狭い部屋に荷物が溢れる(元々妻の荷物が多かった)
・リモートワークが始まり、ゲーミングPC用の狭いスペースに仕事用の機材を置く羽目に
・キッチンも狭い(調理スペースも収納も足らない)
・その狭いキッチンに食洗機を置いたらもっと狭くなった
・リビングに大きめのソファとテーブルを置いたら、ダイニングテーブルが置けなくなった
・大きいテレビで動画配信やお笑いを見たかったけど、とてもじゃないけど置けなかった

見て分かるように不満点は狭さばかりです。一般的な夫婦二人暮らしであれば問題無い広さのはずが、寝室を別にしているという事情によりこの面積では厳しかったのです。それでも生活は出来るレベルで収まっていたため、気にしていなかったけど住み替えるならなんとかしたいね!となりました。

よし、家買っちゃおうか!

実は家を買おうと決心した一番大きい理由は「年齢」でした。あと数年で35年ローンが組めなくなるという、変えようのない事実がいろいろ調べていく中で発覚したからです。
ということで、きっかけは祖父の思い、住居を広くしたいという気持ち、そして最後に年齢が、我が家をマンション購入に進めたのでした。


今思い返すと本当に軽いノリで「家買っちゃうか!」って決めてます…

一軒家かマンションか(ついでに新築か中古か)

買うとしてもマンションなのか、一戸建てなのかというのは結構大事なポイントです。我が家ではマンション一択でした。
子供もいませんし、将来的に引き継ぐ可能性がある不動産が2件あります。
妻の祖父の一戸建てと妻の実家のマンション。
祖父の一戸建てと実家のマンションは同じエリアにあり、将来実家で介護が必要になったら一戸建てを建て直してそこに住むという可能性があります。(更に言えば、妻が将来的には実家の近くに住みたいと考えている)
そうなった場合、マンションの方が流動性高く売りやすいです。購入するのはマンションと決めました。

なお、新築か中古かは妻の「買うなら新築!」との一声で新築マンションを探すこととなりました。中野への引っ越し時も新築だからちょっと高いけどここ!となりましたからね。

はじめてのモデルルーム

普通であれば予算を決めるためにFPに相談するとか、希望エリアを絞り込むため調査をするとか、そういうステップを踏みそうなものですが、私はここでいきなりマンションのモデルルーム訪問をするという勇み足をします。
何気なく検索したスーモで、妻の実家にも近く都心直結路線が最寄りのマンションを発見したからです。
とりあえず一度物を見てみないとわからんという考えを持つ私ですので、早速Web予約をしてはじめてのモデルルーム見学をすることになりました。


MR訪問記もとなると長くなりますので、一旦ここで切ります。

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