20代の恋を、平成最後の夏に置いていく
平成最後の夏と、20代最後の夏が、同時にやってきた。
なにかと理由をつけて考え込むクセのあるわたしは、
「最後がふたつも重なるなんて、きっと、この夏は人生のターニングポイントだ!」と決めつけ、残りわずかの青年期を、どう過ごそうかと悩んでいた。
〜〜〜✂︎
わたしは、とにかくコンプレックスが多い。
そのひとつが、コミュニケーションがへたくそなところ。
いまでこそマシになったけど、
人と関わるのが怖くて、
大学に入るくらいまでずっと、友達がいなかった。
修学旅行などの行事ごとがあるたび、
大量の発疹ができたり、帰る頃にはゲッソリ痩せていたり。
ぶっ倒れて息が止まって死にかけたこともあった。
同級生たちは普通に楽しんでいるのに、
なんでこんなに息がつまるんだろう、、
普通のことができない自分に、気持ちが塞がっていく一方だった。
そんなわたしが、
このままじゃダメだ!と、
本格的にコンプレックスと向き合い始めたのが、24歳のとき。
いまでは、人がすきだし、
数こそ多くないけど、泊まりで旅行も行けるように。
結構、人並みになってきていると思う。
そして、気がつけば、29歳。
「平成最後」という時代の節目と、「20代最後」という年齢の節目が重なり、改めて、心構えや、身の振り方を見直している。
春頃からずっと、「理想の自分」について、日記に書き続けている。
一通りまとめあげた今後の方針を眺めながら、
気持ちよく30代を迎えるために、いまできることは何か?考えた。
たどり着いた答えは、
20代のうちに、ひとつでも多くのコンプレックスを解消したい。
ということだった。
じゃあ、わたしが20代で1番コンプレックスに感じたこと、
乗り越えられなかったことってなんだろう、、、?
それは「恋愛」だった。
多感な時期にコミュニケーションを避けていたわたしは、
そもそも誰かと仲良くするスキルがきわめて低い。
それに加え、男兄弟にはさまれて育ったからか、
男の子への特別な気持ちに芽生えるのも、遅かった。
高校生のときにお付き合いをした人はいたけど、
特に何があるわけでもなく、3ヶ月ほどで破局。
(すごくすきだったのに、あの頃のわたしの会話のできなさったらひどくて、彼も困っただろうなあ、、、。)
実際に、男性と恋愛関係を結ぶ、ということに意識を持てるようになったのは、20歳をこえてから。
だけど、そのどれもが、
手放しで「いい恋愛だった」とは言い切れない。
ふがいない思い出を、積み重ねてきた。
そしていま、30歳を目前にしてなお、
うまく関係構築できない自分に落ち込む。
だからこそ、このタイミングで、
20代の恋愛を振り返っておいたほうがいいんじゃないかと思った。
散々繰り返してきたトライアンドエラーを、
ここで一度、おさらいして、ちゃんと次に生かす。
でも、ひとりだと、しんどくなって投げ出すのがみえるから。
「平成最後の夏」という何をやっても許されそうなイベントに乗っかって、誰かに聞いてもらおう。
ということで、noteで連載形式にして書くことにした。
連載タイトルは、
「20代の恋を、平成最後の夏に置いていく」
恥はかき捨て!と言うけれど、
かき捨てた恥、できれば拾われたいので(笑)
よかったら読んでやってください。
ルールがあったほうが書きやすい&読みやすいと思うから、
すこしだけルールを作ります。
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① 20代の恋愛にまつわるエピソードを振り返り、気づいたことを書く。(個人名は出さない。)
② 13日〜19日までの1週間、毎日書いて、毎日更新する。
③ 1記事の文字数は、1000〜2000文字程度。
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ザッと、こんなかんじかな。
果たして、おとさずに記事を書けるのか。
ちょっと不安だけど、
挑戦でもあるので、なんとか、やりきりたいと思う。
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それでは今日から1週間、どうぞよろしくお願いします。