すべての真の生とは出会いである
自分がこうしたい、と思って行動すると必ず新しい出会いがある。想定していなかった人との出会い。それは偶然の連続だけれど必然のある偶然。その出会いをどう解釈するのか人によって違うけれど、その解釈力の差が人生を左右していると思っている。
このタイトルに使用しているのは、マルティン・ブーバーの言葉。ユダヤ系宗教哲学者でブーバーの思想は、「自分」という存在を目の前の「現実との関係性」の中から捉えようとすること。「自分」とは何者か、と考える時人は自分にだけ矢印を向けてあれこれ考えてしまうけれど、周りとの関係から自分を探っていくという、関係性重視。つまり私たちの人生は、つまるところすべて出会いである、と。そしてそうした出会いを通じて、人生はどんどん変化していく、というのがブーバーの考え。
その通りだなと腹落ちしてしまったのは、今までの人生を振り返ると本当に多くの人たちとの出会いがあり、別れがあり。出会う人のタイプは、どんどん変わってきているがそれは自分が変わってきているからかなと。新しい場所に行くと新しい人との出会いはぐんと増える。
香川県で生まれて、祖父母や叔母たちにとても可愛がられたおかげで、住んだことはないが、香川県は私にとって心の故郷であり、幸せな感情があふれる場所。太陽と、独特な空気感と時間の流れ、そして何より瀬戸内海の景色、気さくな人たちに、耳感触の良い讃岐弁、美味しいうどん。とにかく居心地が良いのだ。その香川県で、瀬戸内海を思い切り堪能できる家が欲しい、と思い立ったのはコロナに世界中が振り回されていた2020年リモートして気が滅入っていた時。
その結果、瀬戸内海が見える素敵な家を手に入れ、香川県でかなり知り合いが増えた。縁が面白いぐらいにどんどん繋がっていく。ありがたいことに、県や市や知り合った方々からも講演のご依頼をいただき、さらにはさぬきピアラーニングハブというコミュニティでは、ゴルフ部も作り先日コンペを開催した。とても楽しいコンペになった。
さらに、カウンセリング講座、楽読レッスン、など現在勉強中の活動を通じてまた人との出会いが増えている。先日リモートで一緒のレッスンの中で「私に花をプレゼントするとしたら?」というお題に対して、「カサブランカ」とおっしゃった方がいらした。旦那が私の誕生日によくプレゼントしてくれる花なので、ちょっとびっくり。その後、FBで繋がり話が盛り上がり、またその方が経営しているホテルがとても素敵だったので、夏に旦那と遊びに行くことになった。スピード展開(笑)
などなど客観的に見たら、この数年は特に行動に対しての自分に起きた変化の倍数がすごいことになっている。風の時代になった、なんていうことを聞いたことがあるけれど風の流れに乗るが如く、実現するスピードが最近上がっているように思う。そんな体験をされている方も多いのではないだろうか。
新しい出会いとその関係性を通じて、自分を客観視する。自分自身を磨いていかねば!と思う今日この頃。
ブーバーに興味のある方はこちらの本がオススメです❤️
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