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言葉が好きなのに

noteを始めた理由は2つある。

そのうちのひとつは、言葉が好きで、書くことが好きだったから。

それなのに最近会話において、ことばがしばらく出てこない。


zoomの画面や電話ごしに伝えようとすると、頭は逆方向にぐるぐると回転し、こころがぎゅっと苦しくなる。


考えられることは、

①相手の気持ち、状況を思いやるばかりに言葉選びに慎重になりすぎること。

②相手と共通認識できる言語化ができていないこと。

③自分の理解が整理されていないこと。


今まで避けてきたこと、初めてのことをしなければならない状況に必死で、物理的にも精神的にも視野が狭くなっているとは感じていた。


あやふやなまま進んでいくことに不安を感じながらも、やってみるしかない、そうやって自らを奮い立たせて、開かぬ扉を開けるかのように、暗号を一つ一つ拾っては試し、の繰り返しだった。


ことばを操れない自分の未熟さに、わたしなりに導き出したヒントは、「じっくりと聞くこと」、そして「書き出すこと」。


真の意味でその人の発する言葉を聞こうとすると、話す以上のエネルギーが必要だそうだ。そして書き出すことで脳内から思考を引っ張りだし整理しやすくなる。


もちろん常にじっくりと聞いてはいられない。発言は適宜求められる。わたしの言葉で伝えられるようにするのに時間はかかるが、誰かの言葉ではなくて、わたしの言葉で発したい。


道のりは長そうだけれど、まずは「じっくりと聞くこと」そして「書き出すこと」ここから改めて好きな言葉と、わたし自身と、向き合ってみようと思う。



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