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藤田菜七子騎手の電撃引退

昔は競馬をやっていたが、今はやっていないので最近の馬の名前も騎手の名前もよく知らない。ただ、藤田菜七子騎手は知っている。女性の騎手として初めてJRA重賞レースに制覇を成し遂げ、マスコミにも度々取り上げられている人気騎手だからである。

そんな人気騎手が引退届を提出したという。理由は2023年4月までに、通信機器持ち込み禁止の調整ルームにスマホを持ち込み、複数回通信したと週刊誌に報じられ騒ぎになったことがきっかけだ。

JRAの処分発表では、報道を認定。裁定委員会の議定があるまで騎乗停止処分を命じた。その際、「調査では藤田騎手は通信機器を持ち込んでいない」と答えたとしている。

だがここにきて、風向きが変わってきた。藤田騎手の師匠である根本調教師が引退決断の経緯を説明したのだが、その内容が波紋を呼んでいるのだ。

(昨年5月の)若手騎手6人のスマホの件の時、菜七子は以前に、そういう通信機器を使っていたことをJRAに自ら報告をしている。そして、その際に口頭で厳重注意を受けている。それが週刊誌の報道で、また処分を受ける形となってしまった。本人も納得がいかない部分があると思う。引退届は私の万年筆で大泣きしながら書いていた。もう、このサークルに戻ってくるつもりはないと思うが、競馬を嫌いになったり、馬を嫌いになったりしないでほしい。いつかは子供たちに馬を教えられるようになってほしい。辞めたくないよ、菜七子だって。あと2年で私も調教師としての定年を迎える、そこまでは一緒に頑張ろうと常々話をしていたのだから。菜七子とは娘のように接してきた。俺は死ぬまで泣きながら菜七子が引退届を書いていた姿を忘れない

ヤフーニュース

一度処分が行われているなら二重処分ということになるが、両者の食い違いもあるし、今のところよくわからない。JRAは本日の夕刻より会見を開く予定になっているようなので、経緯をしっかり説明して欲しい。



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