自己紹介|30歳 女 元教師 人生模索中
人間には、繰り返す失敗と繰り返さない失敗がある。
私の場合は体調不良が前者に当たる。
学生時代は急性胃腸炎と扁桃腺炎、社会人になってからは月経痛や流行り病などなどいろんな病気に罹った。体調が悪くなるたびに、「次は朝ごはんに納豆食べよう」「月経前によもぎ蒸しに通おう」「毎朝と寝る前のストレッチをしよう」とあれこれ考えて実行する。体調不良対策のプロなんじゃないかと生半可な気持ちで思うが、結局仕事が忙しくなるとすぐ体調を崩す。今回、ついにメニエール病になった。
メニエール病は、めまい・耳鳴り・吐き気・難聴といったような症状があり、平衡感覚をつかさどる内耳にリンパ液が過剰に溜まることで発症する。治療法としては薬物療法と手術になる。仕事や家庭で忙しくなる30〜50代の女性に多く、過労やストレス・睡眠不足が原因となる。
病院では聴覚検査、平衡感覚の検査、血圧検査、眼球の検査を行って診断されるが、私は前庭性のメニエール病で、平衡感覚に異常があるタイプだった。とりあえず漢方を飲み続けて様子を見ることになった。
診察室から帰ろうとしたら病院の先生に言われた。
「仕事が忙しいと思うけど、ストレス発散をして、ゆっくり休んでくださいね」
じっくりゆっくり考えてみた。仕事が忙しいと思ってもなかったし、こんなに頭から離れないぐらい思い詰めて抱えすぎてたことにも気付かなかった。休日もちゃんと休んでいた。職場の人もいい人ばかりだし、弱音や甘えは言いたくないし、自分がしっかりしなくちゃ、と考えていた。真面目で完璧主義な体質。自分を追い詰める言い訳や、強迫にも近い責任感が私の心や体を縛り付けていることに気付いた。体調不良になるのは、自分の状況に気付けないことが原因だったのではないか。
そう感じてnoteをはじめました。幼い頃から読書が好きで文章を書くことに憧れがあり、大学でも言語学をかじっていました。新卒で中学校教員になり5年で退職。その後、大学や行政の臨時職員をしていて、これからやりたいことを探しています。
ゆるく言葉を紡いでいきます。
どうぞよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。