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電気が関係する曲を聴いてみよう!
こんにちは、今回は電気をテーマとした曲について紹介します。電気というと、ライトやコンセント、電子機器などに使われるエネルギーのことですが、音楽にも電気は欠かせません。
電子音楽やシンセサイザーなど、電気を使って音を作ったり加工したりすることで、さまざまな表現が可能になります。
また、電気自体が歌詞の中に登場することもあります。そこで、今回は電気をテーマとした曲の中から、いくつかの例を挙げてみたいと思います。
エレクトリックパーク
この曲は、家電量販店のテーマソングばかりを集めたコンピレーション・アルバムのタイトル曲です¹。ヨドバシカメラやビックカメラ、石丸電気やオノデンなど、有名な家電店のCMソングが収録されています。
家電店というと、電気製品がたくさん並んでいる場所ですが、このアルバムではそれらを「エレクトリックパーク」と呼んでいます。パークというと、公園や遊園地のような楽しい場所を連想しますね。この曲は、そんなエレクトリックパークに行ってみたいという気持ちを歌っています。
歌詞には、「緑の山手線」「ビーック、ビック、ビック、ビックカメラ」「オノデンボーヤが未来を運ぶ」など、CMソングのフレーズが登場します。音楽的には、ポップでキャッチーなメロディーとリズムが特徴的です。
Shangri-La
この曲は、日本の音楽ユニットである電気グルーヴの代表曲です⁴。1997年にリリースされたシングルで、日産自動車「テラノ」のCMソングにもなりました。この曲は、ベブ・シルヴェッティの楽曲「スプリング・レイン」をサンプリングして作られています。
サンプリングというのは、既存の音楽や音声を切り取って加工して使うことです。この曲では、「スプリング・レイン」のイントロ部分のピアノの音を繰り返し使っています。その上に、電気グルーヴのメンバーが歌ったり話したりすることで、オリジナルの曲に仕上げています。
歌詞には、「夢でキス・キス・キス」「シャングリラ」「トロフィー」など、意味不明な言葉が並んでいます。しかし、それらはあえて意味を考えずに聴くことで、不思議な魅力を感じることができます。音楽的には、テクノやシンセポップというジャンルに分類されます。
電気街
この曲は、日本の音楽家である坂本龍一が作った曲です³。1980年にリリースされたアルバム「B-2 Unit」に収録されています。このアルバムは、坂本龍一が初めてコンピューターを使って作ったアルバムであり、電子音楽の先駆的な作品として評価されています。この曲は、その中でも最も有名な曲のひとつです。この曲は、東京の秋葉原という街をイメージして作られています。
秋葉原というと、電気製品やパソコン、アニメやマンガなどのオタク文化が集まる場所ですが、この曲ではそれらを音で表現しています。音楽的には、電子音やノイズ、サンプリングされた声などが組み合わされています。リズムやメロディーはあまり感じられず、むしろ雰囲気やテクスチャーが重視されています。
まとめ
以上、電気をテーマとした曲について紹介しました。電気は音楽においても重要な役割を果たしており、さまざまな表現方法があります。電気に関する曲は他にもたくさんありますので、ぜひ探してみてください。音楽を聴くときにも、電気の存在に感謝しましょう。それでは、また次回お会いしましょう。