(PC)AI導入のおすすめまとめ記事とか 2023年9月記事
この記事は
AIを導入したいが記事が分散しすぎていてどれを見ればいいかわからない、どうなっているのかという内容について触れた記事です。
優れた記事がもうたくさんあるので引用が多めになりますが、
わからないことがあったらご連絡ください。
今回はスマホアプリに関しては触れていませんが、niji(およびmid)はスマホアプリの開発も進んでいるのでこの記事は基本的にPCで色々動かしたい人向けになります。
まず初めに。
主流のAIには2種類の生成方法があります。
nijijourney(にじ/虹/ニジジャ/niji)によるDiscordによる生成と
StableDiffusionに(SD)よる多種多様なモデルでの生成(と制御)とです。
いちばん簡単な方法として、単純にSDを触ってみたいだけであれば
SDを作った会社の公式がclipdropというサイトでいくつか試しに簡単に画像生成を行えるサービスを提供しています。
こちらのサイトでは、画像の中の要らないモノの除去やアップスケール、画像の生成、絵の外側を描く等など様々な事ができます。
AIとは実際にどんなものだろうというのに触れて見るには一番親しみやすいのかな、という印象です。
(課金もできますが基本的に初めは無料で使用することができます)
nijiはDiscordというアプリケーションのサービスを利用し、生成します。
生成のためのクレジット購入課金が必要かつ、自分でモデルを学習させたりなど制御は「できません」。ただし、かなり高水準のキレイで何となくいい絵が出力されます。
いわゆるこういうタイプの絵ですがいろんな物を出すことができます。
nijiはアプリケーションを使用したサービスなので、AIモデルがブラックボックス化されており、自分で干渉することができません。
なんとなくいい絵がほしいときは強力ですが
頭の中に明確なイメージがあったり、すでに下絵がある状態のものをどうにかしたい場合は向きません。
nijiの使用方法の記事で親切だったのはこちらです。参考にしてください。
また、nijiは基本的にはセンシティブ画像の生成は向いていません。
そもそものBANワードが広く、エロ画像の生成を試みていると無期限使用停止を食らうこともあります。お気をつけください。
nijiは2枚の画像を混ぜ合わせる「Blend」という機能もあり、そちらも興味がある方は使用してみると楽しいかもしれません。
次に、StableDiffusionによる画像生成の紹介になります。
StableDiffusionというAIは
webで様々な種類が配布されている「モデル」をDLし
AIをコントロールするUIでDLした「モデル」を使って
生成するタイプのAIになります。
リアルな写真、実写人物からアニメやアニメ背景など様々なものに特化したモデルが配られているため、多種多様な生成が行なえます。
UIは有志の方々によって様々な拡張機能が開発されて日々アップデートされています。
基本的にSDの使用はPCそのものにDLすることで無料でできますが、
PCのGPU(グラフィックボードのメモリ)が高いものでないと生成に時間がかかったりとストレスが掛かります。グラボはそもそもが高価なものであるため、ごくごく一般的なPCでは性能的にSDを操作するのが厳しい場合があります。
SDのDLに関しては
こちらの記事が比較的新しく親切だったのでおすすめです。
導入+使い方に関しては
こちらの動画がわかりやすいと思います。
低スペックPCをお持ちの方、またPCを持っていない方は
google colabの有料課金をしてSDを使用するという形になるため、月1500円程度かかるかもしれません。
google colabというのは、簡単に言うとgoogleの高スペックなPCを時間とクレジット単位で借りて仮想環境で色々な技術を動かすことのできるサービスです。
以前はSDのAIは無料で動かすことができたのですが、使用者が爆発的に増えたため、現在は基本有料課金者がSDをcolabで動かすことができます。
リアル系モデルを使用されていますが、こちらの動画が導入にはわかりやすいと思います。
生成するだけならこのような導入手順になりますが、
更に詳しい記事として
https://studiomasakaki.fanbox.cc/posts/6537622
こちらの記事が全体を通してSDというものをはじめから丁寧に解説されておりとてもわかりやすくおすすめです。
SDでの画像の制御をする拡張機能として
ControlNetという機能があります。
こちらの記事を見ればわかりますが、
ただ画像を生成するだけではなく自分の中のイメージを具現化するためにAIを使うのであれば必須と言ってもいい機能です。
例えば
・人物の制御
・用意した線画に着色をする
・バケツ塗り済みの絵に仕上げ塗りを施す
・1枚や複数枚の絵似通った画像を出力する
・ポーズを指示して画像を出す
・ラフ絵を清書する
・画像のディティールを上げたり下げたりする
等など、他にもありますがざっくりこのようなことができます。
もちろん連番処理も可能です。
かなり前に出した動画ですが、こんな事ができるんだなの参考になれば幸いです。
こちらは最近出した画像ですが、このようなことも可能です。
ControlNetの他にも、拡張機能によって
・アニメーションを作成する
・キレイに拡大処理をする
・画像をドット化する
・背景を切り出す
などなど様々なことができます。
追加の学習(調整)により新しい自分好みのモデルやLoRAを作成することも可能ですが、WebUI単体で行うのは厳しいのでまた別の手段が必要になります。それはまた別の機会に。
近いうちに何かまた動画を出したい気持ちではありますが、多忙で時間がないので思い出した頃にまた宣伝します。
おわり