筍の季節になると、思い出す、、、
私の母は、料理が、得意で、とても美味しいです。
毎週土曜日に、父と母は、食材購入の為に、築地市場に、行ってました。
母は、入院することが、何年か毎にありました。
食べることに拘りのある母は、病院の食事が、合わないことが多かったです。
母の為に、私の手作りのお弁当等々、母が食べるものを差し入れしておりました。
当時、会社員として、とても忙しくお仕事させて頂いておりました。
帰宅後、深夜、料理する事は、仕事とは別の脳を使うからか、とてもよい気分転換となります。
幼少期から、母のお蔭で、食事の支度をする母のお手伝いすることが大好きでした。
魚卸すことから、いろいな調理もそれなりに、出来ます。
母の入院中は、、父の食事のお世話と、母のお弁当を、創っていました。
私には、5歳年上の姉が、おります。彼女は、結婚して、姪二人と配偶者と最寄り駅の反対側のマンションで、暮らしていました。
時々、実家である、私と両親の住む家に、まだ、就学前の下の姪を連れて来ていました。
ちょうど、父が、筍を5本買って来た時に、姉に分けるように父から、言いつかっていた私は、姉に、筍を2本渡しました。
姉は、『うちは、4人家族、アンタは、お父さんとふたりなのに、何で、3本なのか!』
と怒って、私の顔をグーパンチしました。
親にも、殴られたことがなかった私は、ビックリして!驚き、激痛で、無言。
殴った姉は、何故か?
『ギヤーッ』と叫びました。
エッー!!!殴った人が、何故!叫ぶのですか???
姪を見ると、ゲラゲラ笑ってます。
エッー!?これまた、ビックリ仰天???
そこ笑うところなのかしら!
冷静沈着な、私は、
『私は、お勤めしていて、買い物に行くことが、難しいから、3本頂いてます。父の許可貰ってます。』と姉に、伝えました。それから、姉の目の前で、父に電話しました。
グーパンチとなった、経緯を父に説明して、姉に、私が筍3本となった事情を、話して貰いました。
筍を見ると、グーパンチされて、ギヤーッと叫ばれ、姪がゲラゲラ大笑いしていた
私にとっては、不可解なシーンを、思い出します。
筍のお料理は、何でも大好き!筍ご飯とか、木の芽和えとか、蕗と煮たり、鮮度よれば、お刺身にしたり、
筍は、万能選手です。
ひとの心、言動は、見えないだけに、予想不可能な、リアクションをとります。
生きていると、不可思議な出来事に遭遇することが出来る。
ある意味、楽しい、興味深い、経験が、出来ます。
神様、得たくても望むことすら思いもよらない、経験のギフトをありがとうございます。