閃刀姫について考える3「手札誘発の評価」2021.7
閃刀姫に入れる誘発
皆様いかがお過ごしでしょうか
私は絶賛閃刀姫迷走中でございます。
そもそも大会にも出れていないので構築が大きく変わるわけでもないのですが、リモートデュエルで対戦する中でもある程度メタを張っていかなければならない訳です。
構築が良くないのかプレイが良くないのか、最近閃刀姫の勝率が悪く、電脳に浮気していた次第でございます。
ということで、今回は閃刀姫について一度きちんと整理するためにも「閃刀姫に入る手札誘発について」考えていきたいと思います。
各地のCSの結果を見ると「え?このカードがメインから!?」なんて思うこと皆さんも多いんじゃないでしょうか?
閃刀姫は誘発を沢山入れることができるデッキなので、色んな選択肢を考えることができますよね。
見やすいように下記の通り各カードの評価を記載しますので、参考に見ていただければと思います!
①汎用性
②相性(閃刀姫との)
③パワー(通った時の強さ)
を3段階評価(B 1点、A 2点、S 3点)
で見ていきたいと思います。
※あくまで個人の意見ですのでご了承下さい。
エントリーNo.1 「灰流うらら」
まずはうららさんから。
現環境ではうららさんの効果はどのデッキにも有効であると考えられます。
また、前々回の制限改訂で墓穴の指名者が準制限になったこともあり、通りが良くなりましたよね(うららに限ったことではないですが)。
ただ、一度サーチ等を止めれるだけですので、対面デッキの理解度が高くないと容易に貫通されてしまいます。
手札に来た際にはよく考えて使わないとです!
閃刀姫との相性は、チューナーであることからハリファイバー→セレーネ→アクセスに繋げることができるので良きと考えられます。
では、うららの評価です!
①汎用性 S
②相性 A
③パワー S
総合評価 8点
エントリーNo.2「増殖するG」
増殖するGです。
こちらは、うららと並んで強強誘発になりますので、どのデッキにも殆ど入っている印象です。
現在、展開系デッキも多く活躍していますので、対面した際は有効なカードになります。
しかしながらぞーじー君、非常に通りが悪いんですよね、、
というのも、灰流うらら、サイフレームギアγ、墓穴の指名者、抹殺の指名者(条件付き)とコイツをケアできるカードが沢山あるので、これらをフルで採用されている場合だと40枚デッキで約78%の確率で初手に引かれるんですよね。
また、通ったとしても一回の特殊召喚で止まられてしまうと一枚一枚交換にしかならない為アド差を稼ぐことができません。
あと、効かないデッキもあるのでマッチ1戦目で事実上ハンデスになっちゃう場合も考えられます。
などと、マイナスな話ばかりしておりますが、展開を止めるとても強力な効果には変わりはありませんので採用は必須だと思います。ただ、信頼度は少し低めかな、、と考えられます。
閃刀姫との相性としては手札誘発としての効果以外シナジーがないです(アウスを採用している場合は一応有?)。
では、増殖するGの評価です!
①汎用性 A
②相性 B
③パワー S
総合評価 6点
エントリーNo.3「屋敷わらし」
屋敷わらしです。
このカードは閃刀姫と相性が良いカードです。
閃刀姫レイにとって墓穴の指名者は天敵になる訳ですが、手札にこのカードを引けていればケアすることができるんですよね。また、チューナーなのでアクセスコードトーカーにもなれますし、相手の墓地からアクションを行う効果に対しても打てますので、幅広く活躍できる良カードであるといえます。
ただ、相手の展開を止めるパワーとしてはうらら等と比べた時に劣る部分がありますので採用枚数に関しては検討しなければなりません。
①汎用性 A
②相性 A
③パワー A
総合評価 6点
エントリーNo.4「幽鬼うさぎ」
続きましては、ゆきうさぎさんです。
こちらのカードもチューナーですので、ハリアクセスが可能です。
このカードの効果によって、天敵の永続罠や強力なフィールド魔法などをケアすることができ、フィールドで効果を発動したモンスターも破壊することができます。
幅広く活躍できるカードではありますが、効果を止める訳ではないので、使い所をよく考えなければなりません。
汎用性がない訳ではない上に、たまにぶっ刺さる時があるので、お守り感覚で一枚入れておくのはアリアリだと思われます。
①汎用性 A
②相性 A
③パワー A
総合評価 6点
エントリーNo.5「アーティファクトロンギヌス」
最近流行りのロンギヌス
これめっちゃ強いですよね。
環境で活躍しているテーマで除外ギミックが有るデッキは鉄獣・電脳・ドラメ・プランキッズ・シャドール・オルフェ・サンドラ・エルドなどなど、、沢山あります。それらに刺さるのはもちろん、抹殺・墓穴や壺系など汎用性のあるカードに対してもメタになりますので非常に優秀であるといえます。
また、フィニッシャーで大活躍のアクセスコードトーカーの破壊効果も除外しなければならないので刺さりますよね!
閃刀姫との相性としては、天敵の墓穴のケアとマルチロールで除外されるはずのカードが除外されずに済むことが挙げられます。
無限マルチはホント強いですからね!
①汎用性 S
②相性 A
③パワー A
総合評価 7点
うらら、ぞーGに並ぶ汎用誘発になりつつあるカードですので是非採用してみてください!
エントリーNo.6「スカルマイスター」
スカルマイスターです。
墓地から動くデッキには効果的なカードであり、それらのテーマ(ドラメ、オルフェ、エルド、コードトーカー?、プランキッズ、電脳など)が活躍していますので、環境メタになると考えられます。
ただし、汎用性は他の誘発には少し劣ること、閃刀姫とのシナジーがほぼないことから、閃刀姫デッキへの採用は少し考えなければならないと思います。
採用するにしてもサイドから入れることをお勧めします!
①汎用性 B
②相性 B
③パワー A
総合評価 4点
刺さるデッキには刺さりますので強いは強いんすよ?
エントリーNo.7「超原始生命体ニビル」
ニビルぱいせんですね。
こいつは個人的にメインから採用が好きです!
サイドチェンジ後にニビルが入るだろうなってのは結構予想されちゃうと思うのですが、上手な人だと4回で止まってくるのでニビル君が活躍できない場合があります。
これはほんとに心理戦的なところもありますが、メインから採用することで発動できる確率が少し上がると思っております!(経験談)
5回以上召喚するであろうデッキ(電脳、コードトーカー、オルフェ?、鉄獣、ドライトロン、魔術師など)が活躍しているので採用は充分アリアリかと。
ネガティブな考察としては、相手が五回以上召喚しないと腐るところです笑
単純なハンデス。召喚もできないしマルチのコストにもできないのでお荷物になります。唯一の使い道は禁じられた一雫くらいですかね?
閃刀姫との相性はメインモンスターゾーンが埋まること、相手のトークンを処理しなければならないと、少し厳し目ですが、サクリファイスアニマやライナを採用することで少し噛み合わせることはできます。
効果が強力な分デメリットがあるのは仕方無いとは思うので、その辺りを各々どう評価するかで採用が決まると思います。
①汎用性 B
②相性 B
③パワー S+
総合評価 5+点
通った時が強力すぎるので+つけちゃいました!
エントリーNo.8「ドロール&ロックバード」
ドロバです。
サーチでデッキからカードを手札に加えるギミックは殆どのテーマに入っていますので汎用性はある方だと思います。
閃刀姫の相性としては、魔法使いであることからセレーネが少し使いやすくなるので良きです。
あと、サクリファイスアニマやリンクリボーを採用している場合それらに変換することもできます。
しかしながら、1回目のサーチは止めることができないのと、直接アクセス(フィールドにリンク2がいれば)につなげることも限定的な場面ですので相性抜群で強カードとは言えません。非チューナーですしね、、
①汎用性 A
②相性 B
③パワー A
総合評価 5点
エントリーNo.9「エフェクトヴェーラー」
ヴェーラーは最早閃刀姫カードと言っても過言ではありません。
先程から出てるハリアクセスをする為に必要なカードであり、星1であることからサクリファイスアニマになることが出来るカードになります。また、手札誘発としての効果も相手メイン限定ながら強力であり、採用率的に抹殺の指名者を受けにくいと考えられます。採用枚数は強欲で貪欲な壺のコストで除外されてしまうことや、ハリアクセスする際にデッキ手札にいる必要があるので最低でも2枚は必要です。
①汎用性 A
②相性 S+
③パワー A
総合評価 7+点
ほぼ必須なので相性S+にします!
エントリーNo.10「サイフレームギア・γ」
これも最近よく見るγです。
サーチ・ドローのギミックが多い閃刀姫は手札誘発を受けやすいところがあります。それらの回答としてこちらのγを使えること、自身のターンであれば妨害+Ωにして相手ハンデスも可能ですので、アド差を広げたい閃刀姫デッキとしては効果が通ればかなりデュエルを有利に進めることができます。
また、手札で発動する効果ですので墓穴の指名者の対象になりません。γの効果は特定条件に対してチェーンするのではなく効果自体を無効にして破壊ですので、他の誘発と比べパワーは非常に強力であると考えられます。
ベタ褒めですが、デメリットも沢山あります。
・ドライバーを採用する事で事故率が上がる。
・場にモンスターがいる時は使えず、閃刀姫デッキは基本閃刀姫モンスターが立っている。
・キツキツのエクストラデッキ枠を割いてしまう。
・強欲で貪欲な壺でドライバーが除外されると残りのγは実質ハンデスに。
・一度使用した後にドライバーγが除外されると残りのγが実質ハンデスに。
などが挙げられます。
ニビル同様強力なカードですので、多少のデメリットは仕方ないにせよ、これらのマイナス要素をどのように捉えるかが重要になってきます。
個人的には閃刀姫デッキを組む際に「手札に後もしくは初手にきてほしくないカード(貪欲な壺など)」をなるべく多く採用したくなくて、γはこの「後」のカードに分類されると思っています。
デッキの構築次第ではあると思いますが、γを採用する際は他のカードとも相談しなければならないです。
①汎用性 S
②相性 B
③パワー S
総合評価 7点
評価一覧
てなわけで色々書かせていただきましたが、得点順に並べてみたいと思います。
・8点 灰流うらら
・7点 アーティファクトロンギヌス、サイフレームギアγ、エフェクトヴェーラー(+)
・6点 増殖するG、屋敷わらし、幽鬼うさぎ、
・5点 超原子生命体ニビル(+)、ドロール&ロックバード
・4点 スカルマイスター
てな感じで、並べてみるとうーん笑
点数が高ければ沢山採用て訳でもないので悪しからず。
評価も含めてですが、構築や誘発の種類数はプレイしている環境に依存する部分はあると思います。
また、紹介させて頂いたカード以外にも手札誘発はありますので、ご意見お待ちしております。
レシピ例
最後に自分がよくプレイする環境で想定したデッキレシピを載せたいと思います。
対戦相手は ドラゴンメイド、プランキッズ、エルドリッチ、シャドール、閃刀姫として考えました。
うさぎがドラメのnsモンスター、プランがハウスやプランク、シャドールはルーク、閃刀姫はリンクモンスターやマルチロールと刺さり所が多いです。
鉄壁とロンギは除外ギミックを要するテーマが多いのでメインから採用しています。
サイドのプランとしては、強力なモンスター(シュトラール、バトラー、エルド永遠コンキ、ミドラ等)が立つことが考えられますので精神操作やガメシエルで除けます。後ろが多くなりそうならサイクロンを増やして対応します。ここでコズサイを採用しない理由は鉄壁やロンギヌスと喧嘩してしまう為ですので、それらを入れない場合はコズサイでも良いと思います!その他にもツインツイスターもアリだと思います。
障壁もターンスキップカードになりますので有効そうなデッキであれば積極的に入れ替えていきたい所です。
まとめ
今回は閃刀姫に入る手札誘発について書かせていただきました。
書いてる最中にも〜かな?〜の方が良いか?と次々にアイディアが浮かんできましたが、なるべく平な解説になるよう心がけました。
何回も言いますがあくまで個人の考察になりますので、こんなのもあるよ!ってのがあれば是非ご教授下さい。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!