閃刀姫について考える 4「魔鍾洞」

2021年7月16日 13:50

閃刀機ー魔鍾洞？

みなさんこんにちは
「閃刀姫について考える」第4回は遊戯王界隈でヘイトを集めまくってる「魔鍾洞」について書いていきたいと思います。
私個人としましては、このカードのことを親しみを込めて「閃刀機ー魔鍾洞」と呼んでおり、閃刀姫には欠かせないカードだと思っております。ルールを覚えて本格的に閃刀姫を触りだしてから恐らく1度もメインデッキから抜けたことがありません。
最近、各地で魔鍾洞の活躍が目立ち(少し前？)、ただでさえ嫌われていたのが、更にypから目の敵にされていて可哀想です笑
まぁわかるんですけどね、こいつの邪悪さは、、

カードの効果は画像の通りです。

モンスターの数が多いプレイヤーが攻撃宣言できず、モンスターの効果も発動できないといった遊戯王をさせない制約を与えるわけです。なんでこんなカード作ったんでしょうね笑

このカード閃刀姫とどこが相性が良いかと言いますと①基本的にモンスター1体で戦う②メインギミックで剥がせる
大きく分けてこの2点が考えられます。

それでは、相性の良いカードやデメリットについても触れながら解説させて頂きます。

①基本的にモンスター1体で戦う

一つ目の強みについてです。
閃刀姫デッキは基本的に閃刀姫リンクモンスターのみがフィールドに残ることが多く、相手よりモンスターが少ない状況を維持し易くなっております。
また、魔鍾洞はモンスターの数が多いプレイヤーがモンスターの効果をフィールド、墓地、デッキ、手札どこからも発動が出来なくなりますので、手札誘発等の妨害も使用できなくなります。閃刀姫はサーチやドローを頻繁に行うデッキですので、手札誘発を受ける場面が多く、魔鍾洞があることによって安心してデッキを回すことができるというわけです。
また、相手のモンスターが1体の場合でも閃刀姫ージークの効果で自身を対象に除外することで、こちらのモンスターの数を次ターンエンドまで0にして魔鍾洞を維持することもできます。

②メインギミックで剥がせる

閃刀姫デッキにはメインギミック内で魔鍾洞を剝がすことのできるカードが閃刀術式ーアフターバーナーと閃刀機関ーマルチロールの２種類存在します（※アフターバーナーは墓地魔法3枚と破壊するためのモンスターが必要にはなりますが）。また、閃刀空域ーエリアゼロでも張り替えれますので実質3枚と考えても良いでしょう。

自身の手札が充分に揃っていない場合は魔鍾洞を維持し、強い盤面ができるまで時間を稼いだり、キルを狙える準備を整えて上記の魔法カードを使って自分のタイミングで剥がせば良いのです。
自分のタイミングで剥がせるのはほんまに強いです。

デメリット

デメリット？に関しては強力な効果故に自身のプレイングを制限してしまうこと、逆に相手に自身のモンスターを処理されて自分がロックされてしまうことが考えられます。
これはデメリットというより、プレイングが難しいと言えますので、使う際はよく考えなければなりません。
あと、先手で引くとシズクエンドを目指す閃刀姫としては発動し辛いので、なるべく先手には来てほしくないカードと考えられます(返のターンで使えれば問題ありませんが)。

閃刀姫におけるフィールド魔法

魔鍾洞を採用する際には他のフィールド魔法関係のカードも合わせて使うことが出来ます。
採用候補としては、関連カードでメタバース・盆回し、フィールド魔法はチキンレース・サイバネットユニバースが挙げられます。
メタバースは相手ターンに魔鍾洞を発動させれますのでかなり強力です。
盆回しは魔法カードを墓地に貯める速度がかなり早くなるので、こちらも強力です。
しかし、デメリットに注目してみると、メタバースは後に引く札としては遅く、場合によってはハンデスになりますし、盆回しも同様の理由で腐ってしまいます。
特にボン回しは特定の状況(フィールド魔法がデッキに複数種類ある状態でなければ選択肢が狭まり本来のフィールド魔法の強さを活かしきれない)でしか力を発揮できないので、リスキーなカードであると考えられます。
チキンレース、サイバネットユニバースの二枚に関しては状況を選びますので必ずしも相性が良いとは言い切れません。
チキンレースはマルチロールや他のフィールド魔法を引けていなければ相手にもドローさせることになります。相手とのアド差を広げていく戦術の閃刀姫にとって相手にドローさせることは致命的であると考えられます。
ユニバースに関しても状況が整えばカガリを使い回せて強力な盤面を作ることができますが、単体での性能はそれほど高くないと考えられます。

禁止になるまで使おう

などと、色々書かせて頂きましたが、めっちゃ強いんで魔鍾洞はま入れるべきだと思います。
相手によっては回答がない場合もあるので一枚で勝てたりもします笑
賛否両論のカード(好き嫌いも含めて)ですので、自分のデュエルスタイルに合わせて使ってみてはいかがでしょうか！