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愛用の腕時計たち

■TAG Heuer

「かっこいい時計が欲しいな」と思い、2019年6月に購入。初めての自動巻き。

TAG Heuer:Carrera Calibre16
CBM2112.BA0651
公式サイト

2019年の新作モデルで、店員さん曰く「この文字盤の配置(上下・左)はこのモデルが最後なんですよ」とのこと。

訪店したその日に決めたのだけど、説明を聞くうちにあれもこれもと候補がたくさん出てしまって、最終的に5本くらいの候補の中から決めたと思う。

自分の手に渡る直前。
高価な買い物にドキドキする気持ちと、今から自分のものになるんだというワクワクで、今までにない瞬間。良い経験。

そして、いざ。
気持ちが引き締まった感覚になるのと、結構な重さからくる存在感。
文字盤やベゼルが青い時計に憧れていた。光の強さや当たり方で色の濃淡が変わるところ、季節を問わずさっぱりとした印象になるところ、変に色が目立たないところ等々。

悩んだ挙げ句の1本なので、それはそれは愛着が湧く。

ぶつけないように、とか傷が…なんて気にしていたけれど、あまり気にせずガシガシ使っていこうと思う。せっかくなので。


■Smiths

2本目は手巻き式のアンティークウォッチ。
毎年GWに筑波サーキットで開催される「ジャパンミニデイ」、そこに毎年出店している ビッグベアー さんのブースを訪れた際に一目惚れ。時計を買えるだけの現金を持ち合わせていなかったのと、もう少し悩んでからでも遅くないのでは、という結論に至ったのもあり、その日の購入は見送ることにした。

ブースを去る際、ビッグベアーさんからこんな言葉を貰う。

「行きつけのMini屋、〇〇〇〇でしょ? あそこにも置いてあるから、欲しくなったらそっちで買うといいよ。イベント価格で売るように伝えておくからね」

なんとありがたい。ここまでしてもらえるのなら買わないという選択はない。責任を持ってSmithsの時計について勉強して悩んで、一目惚れできる1本を見つけて買おう、ということで購入。

Smiths De Luxe (1960s)

アンティークウォッチは程度の差が大きいので、同じモデルでも価格が変わる。そこは時計を買う各個人がどの程度を求めるかの自己満足の領域になってくるので、これからアンティークウォッチを手に入れようと考えている人は、価格・文字盤の程度・機構部の程度などを考慮して自分好みのものを探すというのが1番の近道かもしれない。

ちなみに僕が買ったこの時計は「文字盤にシミあり」「機構部良好」で、価格は5万円ほどだったと思う。文字盤に関しては、むしろシミがあったほうがアンティークウォッチっぽくていいな、という考え。

時計自体が小さく主張しすぎないので、とても着けやすい。


■moto

moto好きの嫁さんからプレゼントしてもらったもの。ちなみにお財布もmotoで、これも同じくプレゼント。

創業者の本池秀夫さんは、レザーアートの第一人者として県無形文化財に認定されているそう。今年で創業50周年。

LEATHER ARTS & CRAFTS MOTO
公式サイト

この時計は Vague Watch Co. とのコラボ商品。
コンセプトは「ファッションとしてのアンティークウォッチを。」

このモデルはビンテージロレックスをモチーフにしたもの。コンセプトの通り、アンティーク感のある時計を新品かつ低価格で身に着けられるのが魅力。前述のタグホイヤーを買いに行った際にも店員さんが興味を示してくれた。

購入から間もない頃に撮った写真なのでベルトの革はまだきれいな肌色だが、日光に当たるにつれ段々とオレンジ色に変わってきた。もう少し変化しそうなので、そのうち比較した写真を撮ろうと思う。


■hmt

1年間使ったものの、ベルトの劣化が激しかったためレザークラフトでベルトを作り直してフリマで販売。

インドがイギリスの植民地だった頃、インドの近代化を目的とした国営企業で製造していた時計で、そこそこの歴史はある。

実際に使ってみて、時差の大きなズレもなく軽くて使いやすかった。また良い1本に巡り会えたら購入したい。


いま欲しいのはG-SHOCKのメタルバンドのデジタル時計。沼である。

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