フィルムで撮る写真
過去にフィルムで撮った写真を久しぶりに見つけたので載せていこうと思う。
持ってるフィルムカメラは3つ、うち1つが完動品、2つが部分不動品。
■smena 8m
ロシアのトイカメラ。ヤフオクで5000円くらいで購入。
シャッタースピードはお天気マークで表されていて(屋外で使うこと前提)、今の天気に合わせることで適切なシャッタースピードになる。
一方で絞りはフィルムのISO(レンズの黒字部分)に合わせることで最適な絞りを設定してくれる。
全体的にチープな印象だけど、レンズ部分はしっかりとアルミで作られている。何よりデザインが可愛くて、そして軽い。
シャッターの巻き上げとフィルム送りが別機構になっているので、仮に巻き上げを忘れてしまうと思わぬ多重露光が出来上がることもある。
個人的におすすめな使い方は、写ルンですと同じようにISO1600くらいのフィルムを入れて、F16のSS最高速(たぶん1/250)で撮ること。現像時の注文で露出はある程度カバーできるので、明るすぎたり暗すぎたりしても問題はないし、むしろそれが味として現れる。
■Zorki-4
同じくロシアのカメラ。これは知り合いから譲ってもらったもの。
シャッタースピードを1/250含め、それより速くするとシャッター幕が開ききらず半分ほど黒く映るので、仕方なく低速域のシャッターを使っている。
安物のライカと言えば分かりやすいかな。ピントはなんとレンジファインダーなので、2つに分離した像が重なるようにフォーカスリングを回す。慣れない合わせ方ではあるものの、当時にしてはピントの精度が高い。
シャッタースピードの件もあり完全にオブジェと化しているのだけど、それでもフィルム2本分くらいは撮った。
■PENTAX MX
いま(と言っても2年は使ってない)メインで使っているのがこのカメラ。元々PENTAXのデジタル一眼レフを使っていたので使えるレンズも多く、色んなところに連れていったカメラ。
ちなみにこのカメラも部分不動で、露出計が壊れている。
今はスマホで露出計のアプリがあったりするので大して困らないし、明るさを目で見れば撮影の設定もなんとなく分かるので特に問題ないんだけど、大事に撮りたいときなんかは一旦スマホで設定を確認するので機動力に欠ける。
どのフィルムを使ったか全部を覚えてはいないので写真ごとに詳しくは書かないけど、おそらくEktar100、NATURA1600、PRO400H、Lomo100、Fuji100とかだったような。
「パッケージの色がそのフィルムの特徴を表す」なんて言葉を聞いたことがある。緑のパッケージの富士フイルムは木々の色や青が綺麗だし、黄色のパッケージのKodakは暖色がすごく綺麗。
Kodak Ektar100
暖色が綺麗。
FUJIFILM Fuji100
木々の色が淡く美しい。
FUJIFILM pro400h
しっかりとした青と芝の緑。
FUJIFILM NATURA1600
昼夜使える万能フィルム。「写ルンです」と似た印象。
そういえば2018年の1月にフィルムを入れたものの未だに数枚しか撮っていないので、そろそろいい加減シャッターを切ってあげたい。果たしてどんな仕上がりになるか…
撮った写真はアルバムに。