着物のお手入れ、どこに頼む?
着物のお手入れ、プロにお願いしようと思っても、どこにお願いすればいいか迷いますよね。
今日は、どんなところにお願いすればいいかお教えします。
見分け方3ヶ条!
1.品物を見せなくても、問い合わせで答えられる
2.提案力がある
3.正絹の着物に水が使える。
1.品物を見せなくても、問い合わせで答えられる
キレイな状態であれば問題ないですが、シミの色や範囲を伝えれば、ある程度答えることが出来るのが専門家です。
いつ付いたのか分からないシミ、10年前のシミなどでも、落とす事が可能な場合が多いです。
いつ付いたのかという事よりも、生地の状態の方がどうなのかという事を知りたいのが専門家です。
最終的には実際見てみないと判断は付きにくいのですが、ある程度であれば、答えることが出来るはずです。
2.提案力がある
使用目的を伝えれば、処理内容を色々提案してくれるところがいいと思います。
例えば、写真撮影に使いたいや、お宮参りに使いたい、などの目的を伝えれば、見えるところだけの処理にしましょうか?などの提案をしてくれるはずです。
全ての処理では、料金的にも時間的にもオーバーしそうな時、このような提案をします。
3.正絹の着物に水が使える。
洗い張りでなければ、基本的に丸洗いはドライクリーニングを行います。
ご存知の方も多いと思いますが、ドライクリーニングは汗や水溶性の汚れは落ちません。
そこで、部分的(もしくは全体的)に水を使って水処理、つまり部分的な水洗いを施していきます。
ただし、これが出来るのは、アイロン仕上げで元に戻せる技術を持っているところだけです。
ただでさえ、水を使うと輪ジミになったり、縮んだりする着物です。
これを復元出来る技術があればこその、水処理になります。
問い合わせの時に聞いてみてください!
参考になれば嬉しいです(^-^)