最強開運日といわれる天赦日、貫井神社にて。
6月20日土曜日は、日本の暦では超最強開運日と言われる天赦日。
そしてその翌日は夏至+新月(さらに日食)。その数日間の「気」にパワーが溢れているようです。
そんな日の散歩はやはり、いつもの貫井神社に足が向きました。
拝殿裏の分水嶺の木の前に立つと、それまで静かだったはけの木々がザーッと気持ちよく風に鳴りました。
神社に来た時に、晴れているけど雨がパラパラっと降るとか、雲間からサーっと陽の光が差し込むとか、たくさんいたはずの人が急に居なくなり自分だけになることがあります。
今日のように、一陣の気持ち良い風が来るのもそうですが、そんなサインは神様が「よくいらっしゃいました」と歓迎してくれているお知らせだと聞いたことがあります。
お人払いもあり、今日もまた神社には私ひとりです。
神社へのお参りは、私はお願いではなく、奥にある鏡に自分の心を映して覗くような気持ちで手を合わせています。
「〇〇します。見守ってください。」
教えていただいたのですが、決心を報告するというのも良いそうですね。
報告と御礼を。
たとえうまくいかなくても、そこには必ず得るものがある。
すべては良くなるためにそうなってるのですから。
池の橋に立ち水面を眺めて、私はどうしたいのか、を考えることもあります。
今日、お参りしているときに閃いた言葉は、
「きっとあの人はものすごくつらかったんだ。そのしんどさを私が解らなくて誰が解ってあげられる?私が癒さなくて誰が癒せる?」
でした。
相手のしんどさを、今まで気づこうとしていなかった。
傷つけられる自分のつらさにばかりとらわれて、自分のことしか見ていなかった。
もし、ほんとうに嫌いなのであればとっくに離れてるのだから。
気持ちが楽になりました。
天赦日です。
ハケに立つもみじの木とイヌシデの木の根っこがハグしているみたいです。
いつも見ていたのに今日まで気がつきませんでした。
立ち位置を争っているのではなく、二本の木は互いに絡み合う事で安定して、はけの斜面にしっかり立っているんですね。
神様の湧水ポイントは、磐座のようになっています。岩と地面の隙間から、今日も渾々と清水が溢れています。
見ているだけて心も洗われていきます。
水の湧き出し流れ出る音を、目をつぶって聴いても素敵ですね。
ここに、私が勝手に「巌ガエル様」と呼んでいる石があります。(ほんとうは別の名前かもしれませんが。)
貫井神社に行かれたらぜひ探してみてください。きっと、いいことあります!
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