17時20分発
親友の誕生日を祝うのは今日で11回目。
出会った時から今日まで一緒にいるものだと
疑うことは一度もなかったけど、
これが当たり前ではないことを年を重ねるごとに痛感する
中学生だったあの頃から今日までの間に
お互いの愛犬と愛猫は遠くにいっちゃったし、
通い詰めた本屋さんも文房具屋さんも
なんなら駅ビルもなくなっちゃったし、
思い出の場所はどんどん減る一方だけど
いつも乗ってた電車の時刻はまだ変わってなくて
私は少しだけ嬉しかった。
当時は恥ずかしくて言えなかったけど、
16時代や18時代だとホームが遠いのに
17時20分と21分発はホームが近かったから
ほんのちょっとだけ長く話して帰れることが楽しみだった。
変わらないものがあるからこそ、変わることを恐れずにいろんなことに挑戦できていると思うと、やっぱり親友の存在は私の人生に不可欠なんだろうな
死ぬまで同じ思い出話を繰り返しては
過去に想いを馳せてとりとめのない話だけしようね
誕生日おめでとう☺️
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