自宅をオフィスにしていれば家賃も経費計上できるなんて、そんなに甘くない話。
家賃払ってるの?賃貸契約書の作成も? ~自宅オフィスと確定申告の悲喜こもごも~
個人事業主になったり、スタートアップ始めたりすると、避けて通れないのが確定申告ですよね。自宅をオフィスとして使っている人は、家賃を経費で落とせるって聞いて、ちょっとワクワクするんじゃないでしょうか?私もそうでした。でも、いざやってみると、これがなかなか一筋縄ではいかないんですよね…。
まず、家の延床面積を調べるために購入した時の図面を探す。これが、曲者で迷宮入りしている紙の束は、出てきて欲しいときに全く出てこない。
30分かかってお宝発見。
で、次は近隣の家賃相場を調べる作業。SUUMOとかアットホームとか見てると、「え、こんなに家賃上がってるの?!」って驚きませんか?自分の家がこんなに高い金額で貸せるわけないじゃん…。え、ここ納豆県だぞ。
そして、極めつけは賃貸契約書の作成。借主:自分、貸主:自分。自分で自分に家賃を払うって、なんかシュールじゃないですか?サインするのも変な感じで、ちょっと笑っちゃいました。でも、これも確定申告のため。Googleドライブに保存して、いつでも見れるようにしておきました。
正直、こんな面倒なことしなくてもいいなら、したくない。でも、節税のためには仕方ない。これで毎月何万円か浮けばいいなぁ…なんて淡い期待を抱きつつ、今日もパソコンに向かっています。
あ、そうそう、もし税務署に何か聞かれた時のために、ちゃんと根拠となる数字も残しておきましたよ。家賃相場の資料とか、面積計算のメモとか。これで大丈夫…なはず。
まぁ、こんなドタバタ劇も、いつか笑い話になる日が来るのかな?正直、まだ成功するかも怪しいし、もしかしたら数年後には「あの時、確定申告で苦労したのが懐かしいなぁ…」なんて、遠い目をしているかもしれません。
でも、まぁ、今は目の前の仕事に集中して、細々とでも生き残っていければいいかな、と思っています。そう思わないと、やってられないし。