サルエルパンツ【埴輪紹介所その130】
脚が。いや腰が。
サルエルパンツ?
笑顔だが、
泣き笑いなのか。
苦笑か。
上半身と下半身を別々に作られ組み合わされた彼。
設計図が間違っていたのか。計算ミスか、連絡ミスか。
そもそも計画的に作っていなかったのかもしれない。
ほかにもいろいろ。
冑、いくらなんでも鋲が多すぎる。
その鋲と区別のつかない頸飾り。
赤の市松もよう、おしゃれだが甲にしては派手すぎる。
そして
この足もとよ。
こういうクツがあったの? だとして、足はどう入っているのか...
栃木県真岡市の鶏塚古墳出土の男子埴輪。総高131.5cm、上半身高68.2cm、下半身現存高さ84.8cm。
所蔵は東京国立博物館。
撮影は東京国立博物館にて。
鶏塚古墳出土からは、その名のもととなった鶏形埴輪が出土しています。
またね。
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