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谷間の家(囲いつき)【埴輪紹介所その43】
二重の突帯がめぐる囲い。
囲いの入口の上に鋸歯あり。
入口自体は開放型。
ぐるっと回ってのぞき込む。
家の中を見たいが、
囲いに阻まれる。
家のなかにあるという木樋(もくひ)と水槽が見たい。
隠すことが目的で作ったのなら、目的は達成されている。
墳丘と出島(墳丘から陸橋でつながっている島状遺構)との間から出土したそうな。
岡山県岡山市の金蔵山(かなくらやま)古墳出土の家形埴輪。切妻造り。高さ約37cm、桁行約32cm、梁間約26cm。
および、囲形埴輪。高さ約38cm、長幅59cm、短幅52cm。
所蔵は岡山市埋蔵文化財センター。
撮影は2019年、「発掘された日本列島2019」展(江戸東京博物館)で。
金蔵山古墳からはほかにも多くの埴輪が出ています。
可動式の扉がついた囲いはこちら。
またね。
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