![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/24372024/rectangle_large_type_2_c94b3be83ab00686ebe94f44cb8dbd23.jpg?width=1200)
用心棒?【埴輪紹介所その42】
戸口の脇に、棒が立てられている。
何だろう? ほかの家形埴輪で見たことがない。
用心棒? 表札?
別づくりの扉がついていたのかな?
扉にしては戸口から離れすぎか。
ところで窓がないぞ。
誰のどういう家なのか、わからない。
屋根に飾りなし。線刻もシンプルな直線のみ。
埴輪にしては、切妻部分が小さめ。実際の家よりは大きい。
スカート状に降りる長めの裾廻突帯(すそまわりとったい)。
壁の下端は半円に切り欠かれている。
岡山県岡山市の金蔵山(かなくらやま)古墳出土の家形埴輪。入母屋造り。高さ51.8㎝、桁行41.2㎝、梁間38.5㎝。
所蔵は岡山市埋蔵文化財センター。
撮影は2019年、「発掘された日本列島2019」展(江戸東京博物館)で。
金蔵山古墳からは、ほかにも多くの埴輪が出ています。
ではでは、またね。
いいなと思ったら応援しよう!
![はにこ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22213719/profile_9ac37440cde6e40c25e3e6ce6a1f689f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)