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鵜と魚と鈴の関係【埴輪紹介所その50】

掲げた魚は何の魚だろう。

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長い首をのばして、精いっぱい高く掲げている。

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長い首に紐が巻かれている。鵜飼いの鵜でしょう。
その紐にまるい鈴がついている。これは埴輪だからかな?
実際つけていたら、潜るのに邪魔そう。
水の中では音が鳴らないし。いや鳴るのか?
鳴ったとして、うるさいだけか。魚に逃げられそう。

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鳥形埴輪には珍しく、頭部が空洞。

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孔は、くちばしに近いほうから、鼻、目、耳。たぶん。

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尾が長い。

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筒状。

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左右の翼と足は線刻。

ほかでも鵜形埴輪は出土しているが、魚をくわえているのはこれだけ。

保渡田八幡塚(ほどたはちまんづか)古墳出土の鳥形埴輪。高さ63.6cm。
所蔵はたぶん高崎市教育委員会で保管・展示は「かみつけの里博物館」。

撮影は2017年、『東国千年の都 10周年記念展示 いまなお ひかり放ちて』高崎シティギャラリーにて。

および、2020年の『発掘された日本列島2020』江戸東京博物館にて。

同じ保渡田八幡塚古墳からはいろんな埴輪が出ています。
盾持ち人とか。

またね。

お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。