共感タイムマシン【埴輪紹介所その69】
共感することで
人はやすやすとタイムトラベルできる。
ほかの出土遺物では難しい。驚きや美を感じても、共感はどうか?
埴輪は優秀なタイムマシンと言えましょう。
この哀愁は1500年前から漂っていたのである。
共に時空を漂おう。
耳環がついていたらしき丸い跡がある。
両側にある。左右とも失った。
といって、耳環がないからかなしいのではないはず。
即物的なものとは違う何か。
後ろ姿も見たいなあ。
群馬県佐波郡玉村町の小泉大塚越7号古墳出土の人面付円筒埴輪。高さ63.4cm。
所蔵は玉村町。
撮影は2020年『発掘された日本列島2020』江戸東京博物館にて。
2019年『群馬HANI−1グランプリ』で8位入賞。
現代に通ずる何かを持っていることの証明か。
人面つき円筒埴輪はほかにもあります。
またね。
お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。