ピエロの襟【埴輪紹介所その170】
鶏とは美しい鳥
だから埴輪になったのか?
いや
戦う鳥だから?
尾はアーチ状(筒尾)、脚は止まり木をつかむ。
首のぐるりの輪っかは何だろう。
ピエロ服の襟みたい。
『よみがえる大王墓・今城塚古墳「遺跡を学ぶ」077』のグラビアのキャプションには「頸羽を逆立てて鳴きだす瞬間」とある。
読みは「けいう」らしい。
ピエロは興奮状態ということらしい。
鳴き声が無視できない鳥だから埴輪になったのかもしれない。
埴輪の鶏は静かだが。
大阪府高槻市今城塚古墳出土の鶏形埴輪。
所蔵は高槻市教育委員会。
撮影は『発掘された日本列島2014』江戸東京博物館にて。
またね。
いいなと思ったら応援しよう!
お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。