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📚赤鬼の涙の理由、知りたくありませんか?

【書籍の情報】
タイトル:泣いた赤鬼
文:浜田廣介
画:浦沢直樹
プロデュース:長崎尚志
出版社:小学館
発売日:2011/11/30
仕様:‎日本語/ムック /48ページ
ISBN-‎978-4091791276

【内容の紹介】
浜田廣介の「泣いた赤鬼」に浦沢直樹が挑む

いつの時代かどこの場所か、村人たちとどうしても仲良くなりたい気のいい赤鬼。だが村人は赤鬼のやさしさがわからず、怖がって逃げまわるばかり。孤独と寂しさに耐えきれなくなった赤鬼は、悩みに悩んだ末、親友の青鬼に相談する。かしこい青鬼は赤鬼のために起死回生の策を授け、計略はまんまと成功。赤鬼は村人たちを自宅に招待し、みんなと心を通わせる。だがその幸せも束の間、赤鬼に思わぬ、そしてあまりにもほろ苦い結末が訪れる……。誰もが知っている浜田廣介の不朽の名作「泣いた赤鬼」に、浦沢直樹が40数点のカラ―挿絵をていねいに描き下ろした。漫画家ならではの、登場人物たちの喜怒哀楽の表情やユーモラスな動き、情感あふれる美しい風景、既存の絵本にはない奇抜であっと驚く世界観――特に、物語の最後に登場する青鬼のさわやかな笑顔、赤鬼の涙する表情は必見! 目頭が熱くなること必至! 子どもたちのみならず、誰にでも手に取ってほしい新しい絵本が誕生した。なお、2011年冬公開の注目映画「friends もののけ島のナキ」は、この「泣いた赤鬼」が原案本。こんなご時世だからこそ、赤鬼の涙に涙するブーム到来か……!?

【編集担当からのおすすめ情報】
「泣いた赤鬼」は小さい頃から読んでいて、とてもよく知っているはずなのに、浦沢直樹さんの描いた挿絵を見ていて、なぜか新しい絵本を読んだような感覚におそわれました。斬新な世界観や、鬼や村人の豊かな表情、雄大な風景画に、これまでの赤鬼にない発見や感動が必ずあるはず。ぜひぜひ親子で読んでいただきたい一冊です。

【おすすめポイント】
この絵本は、小学館創業90周年を記念して出版されました。
誰もが知る名作「泣いた赤鬼」を、浦沢直樹氏が新たな視点で表現した絵本です。

1. 普遍的なテーマと現代的な視点
「友情」「優しさ」「人間の複雑さ」といった普遍的なテーマを、子供にも分かりやすく、大人には考えさせられる深い内容で描いています。浦沢直樹氏の現代的な視点が加わることで、物語に新たな解釈が生まれ、世代を超えて共感できる作品となっています。

2. 浦沢直樹氏の圧倒的な画力
繊細でダイナミックなイラストは、登場人物の感情や物語の情景を豊かに表現しています。特に、赤鬼の優しさと悲しさが伝わってくる表情は、読者の心を強く惹きつけます。背景の描写も素晴らしく、物語の世界観をより深く感じることができます。

3. 色彩の美しさ
鮮やかでありながらも温かみのある色彩が、物語の舞台となる風景や登場人物たちの感情を豊かに表現しています。絵本全体がまるで映画のワンシーンを見ているかのような、奥行きのある世界観を作り出しています。

4. 子供から大人まで楽しめる
子供にとっては読み聞かせにも最適な、分かりやすいストーリーと美しいイラストが魅力です。大人にとっては、子供の頃に読んだ物語を新たな視点で捉え直すことができ、深い感動を味わえます。親子で一緒に読みながら、様々なことを語り合うきっかけになるでしょう。

ぜひ一度、手に取って、浦沢直樹氏が描く「泣いた赤鬼」の世界を体験してみてください。




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