乳がん治療とライブ参戦
病気になる前からアーティストのライブに行くのが私の生き甲斐だった。ライブって何ヶ月も前にチケットを取るわけで、ライブ当日に大事な予定が入ったり家族が病気になったりする可能性はゼロではない。
ただ私は「絶対に行く」とだけ決めている。そうやって決めると不思議と行ける方向に物事が動くから不思議だ。
乳がんと診断されてから今までの、そんな不思議なタイミングを綴ってみたい。
2022年7月 乳がんと診断される
8月 MRIやCTなど検査 ライブ2回
9月 手術
11月 ライブ1回 10日後抗がん剤開始
2023年4月 抗がん剤終了
5月 CT撮影 ライブ2days予定
6月 放射線開始
7月 放射線終了
8月 ライブ1回予定
9月 ライブ1回予定
特にスケジュール調整はしていない。白血球が上がらなかったりコロナや肺炎になっていたら抗がん剤の予定が変わっていただろう。そんな事も一切なく、ちょうど元気になってきた頃にベストなタイミングで参戦できた。
もっと言うと、長期で親が手伝いに来てくれることがあるのだが、そんなタイミングとも全く重なっていない。
だから何事も「決める」ことが大事だと実感している。まずは今月末の遠征に向けて少しずつ体力を戻していっているところだ。大病で生き甲斐を諦めたくはないから。