家探しは体力と生命力を使う

夫の転勤の内示が出た。
それから2ヶ月経つが正式な異動先も決まらず
後任が来ないので異動時期も未定。
…ただ都内ということだけ決まっているので家探しを始めている。

賃貸から探し始めたけど、色々検討して一軒家を購入する方向で進めている。東京に進学した娘たちともいずれ同居する予定だ。

この2ヶ月間ネットで検索してはオンラインで内見したり、下の子の引っ越しや入学式、実家に帰省したついでに家の内見をしてきた。

それで駅から徒歩圏内の中古物件を買いたいとローンの仮審査も通ったところで、新着物件が続々と出てきた。実は立地は良いが収納が極端に少ないことに迷いがあったのだ。

新築は住宅ローン控除もあり、中古とさほど値段が変わらないことも分かってきた。それで資産性も考慮して駅近物件を申し込もうとしたら売れてしまった。

今までも物件の問い合わせをすると、すでに申し込みが入っていることがよくあった。特にゴールデンウィークは不動産のハイシーズンで動きが早く、早い決断を求められる。

遠方から上京して内見をするという、体力を奪われる家探し。それ以上にとても高額な買い物の決断をするということが、心に大きな負担をかけている。最近は内見している夢を見てしまうほど。

利便性、広さ、値段、駐車のしやすさ、周辺の環境…などなど全てを兼ね揃えてる物件は無いので、取捨選択しなければならず、たくさんの物件を見ると頭が混乱してくる。

家を探して思うこと。それはその場の感情で決めてはいけない。売れてしまった駅近物件も、冷静になってみると各居室が狭くて収納も少なく、住みづらかったように思う。

欲しいと思った家が売れてしまうと悔しいけれど、こればかりはご縁がなかったんだろう。相性の良い家と良縁で結ばれますように、と願う日々だ。



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