やつしろ未来創造塾【第1期】5日目:2020年10月10日(土)
講義4「超高齢社会ビジネスの可能性」
~地域包括ケア時代の生活支援市場を展開する~
【たなべ未来塾とZOOM接続】
・・・三菱UFJリサーチ&コンサルティング 岩名 礼介氏
この日は、「超高齢化社会ビジネスの可能性」~地域包括ケア時代の生活支援市場を展望する~と題して、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの岩名様を講師に迎え、講義を行いました。
しかも、この日は、オンラインにて「たなべ未来創造塾」と同じ講座を受講し、田辺市と八代市の互いの様子が見える形での開催となりました。
この日の講座の主な目的は、現在、自分と関係が無い業種でも、そこに自分の本業を生かしてビジネス参入できることを考えるというものでした。
地域課題としては、介護保険では対応できない“日常性格支援”。増える“ちょっとだけ”支援が必要な高齢者に対して、自分ならどんなサービスを提供できるのか?
さらに、2040年の社会をイメージすると、現在よりも更に増える高齢者。
ちょっとしたことでも困りごとを抱える高齢者
多様化する家族と生活スタイル
平均的な高齢者像では語れない多様性と格差の時代が訪れるというお話がありました。
そこで、ビジネスチャンスになると思われるのが「多品種少量生産」。
スモールビジネスにチャンスがあり、大企業にはマネできない。
また、なじみの人間関係 ≒ コミュニティが武器になる。
高齢者(要介護者)は、自分らしい暮らしを維持したいと思っている。
その日常生活を支援することに大きなビジネスチャンスが眠っている。
岩名様には、実際に取組まれている事例などを紹介いただきながら、難しいテーマを分かりやすくご説明いただきました。
このような考え方を踏まえ、塾生の中から地域課題の解決につながるスモールビジネスが多数生まれることを期待しています!