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コロナ就活を終えて 福大商学部 4年生へインタビュー 前編

公認幽霊部員でありながら、ついに、インタビューデビューした岡本です😶

やっと『取材班』ぽいことができて嬉しいです。
ただ、インタビューて激むずいですね。

それをしれってこなす正規部員の強さ。
自分はしばらく幽霊部員のままやなと思ったりした初インタビューでした😑


今回の記事はコロナ渦での就活を終えた先輩に、コロナ就活を振り返ってもらう企画です。

インタビューが盛り上がりすぎで『前編・後編』となっております、後編もお楽しみに!!

それでは本題です!


福大商学部 4年生

今回インタビューに協力してくれた先輩は、福大 商学部 4年生の『はるなさん』です!

はるなさんは、私が所属するアルバム委員の編集長で、めちゃくちゃ尊敬している先輩です。

話すとゆるくてまったり癒やし系なのですが、じつは森田ゼミで活躍する本格思考の熟慮タイプです(と勝手に予想してます)。

インタビューの受け答えにも、その才能が遺憾なく発揮されており、ほんとに楽しい時間でした😶

それではインタビュースタートです!

インタビュー

ーさっそくですが、コロナ前の就活について教えてください!

はるなさん「私が一番最初に就活っぽいことをしたのは、3年夏のインターンかな。もともと、夢がなくて。でも、雑誌とか、言葉・色・レイアウトが好きだから『広告業かなー』てなんとなく広告系のインターン選んだんやけど。なんかしっくりこなくて。インターンいったけど、『うーーーん、わかんないな。』で終わった夏。そこから、わかんないのは放置して、何もしてなくて。」

ー次はいつ就活再開したんですか?

はるなさん「同じ年の12月にバイトの先輩から『まだ動いてないの?、やばくない?』て言われて。『私、やばいんだ』てなって。12月にはじめて就職支援センターに行った。けど、履歴書にめっちゃ質問されて。『これどのくらい頑張ったの?、あなたが動いたことで、どれくらい周りに成果がでたの?』てすごい質問されるうちに『私これ頑張ってないわ』てなるんよ。なにを書いても。それで、やめた。書くのをやめちゃったんよね。」

ーやめちゃたんですね。

はるなさん「そう、そこで1回なにもかもやめたんよね。けど、2月くらいに『やばい』てまたなって。けど、2月になっても、自分のやりたいことがなんも変わってなかったんよ。3年の夏から2月で。何も自分に変化がなさすぎたし、ずっとわからんかったから。でも『わからんくても3月はきちゃう』みたいな焦りで。2月の終わりくらいに、森田先生と話して。」

ー森田先生と何を話したんですか?

はるなさん「私は、ほんとにわくわくしたことじゃないと嫌なんよ。やから、その当時は『びびってくるものがないんですよね』て森田先生に言って。『何していいかわかんない、何にびびっとくるのかもわからないし。びびっとこないから動きたくない』て甘ったれた考えで。 そしたら、森田先生が『色んな人と会うのが大事』て言ってくれて。それで興味のあった、地元大分の人事の方を繋げてくれて。そこで、情報をキャッチアップする能力が凄く大事て言われて。マイナビ・リクナビはもちろん、福大のWi-Fiで見れる企業の記事見れるやつとか。それで『私は何も探してないだけなんだ』て反省した。」

ー『変わろう』と決意したんですね。

はるなさん「 そうなんよ。3月になってその教え通りいっぱい調べた。私は地元に帰らないといけない・帰ったほうがいい、みたいな環境で。だから、大分ですごい探したんやけど、もうほんとに企業がなくて。 私が大事にしたいことは『やりがい』なんよ。でも、企業がない。そこで凄い苦しんで。」

ー『企業がない』ていうのはそもそも企業がないんですか?、それとも企業の情報がなかったんですか?

はるなさん「工場とかの理系の企業は多いんよ。あと、お店の販売員とか受付とか。けど、私が一番大事にしてるやりがいとは違うなーて。そこで、すごい悩んでいろいろ考えるうちに、私は軸を持ってやりがいにこだわって就活してるんやなくて、ただ『わがままなんだな』て思って。」

ー自分が求めてる条件がですか?

はるなさん「そうそうそう。やりがいとか、やりたいことが全部ぼんやりしてるのに、直感とかびびっとくるとか。特別なこと、自分にしかできない、とかを追い求めすぎて。でも、そのくせ自分の環境全部さしおいて『やりたいことのために東京に出る!』とかいう強い意志もない。努力もしてないのに、全部自分の好きなように、て思ってて。もう夢物語よね。ずっと『夢物語を追い続けてたんだな』て、そこで理解して。けど、じつは前に森田先生に相談したときも、そういうことを言われとったんよ。」

ー森田先生になんて言われてたんですか?

はるなさん「まあ、みんなどっかで我慢してますよね。みんなどっかで妥協してますよね。みたいな。」

ー森田先生のぽろっと深いこと言うやつですね。(笑)

はるなさん「そうそう(笑)。3月の終わりに、私はずっと夢物語を追い続けてたんだなて気付いて。だからちゃんと考えて『私が手放したくないのは、大分で暮らすことだな』て決めて。その範囲内で、自分で楽しいを作れる、自分で楽しいを作る努力ができる企業を探そうと思ったんよ。諦めるとかじゃなくて、より正しい選択をしようと思ったんよね。」

ーどんな企業を探したんですか?

はるなさん「 ほんとに当時全然興味なかったIT系をはじめて探して。ほんとに興味なかったんだけど、未知だし、IT系は自分の技術を磨くものやから、自分が楽しいって思える努力ができる可能性が高いかなて。ほんと企業がなさすぎたから。わりと消去法というか。」

ーそれこそ妥協やないですけど。

はるなさん「そうそう。全然行きたくなかった(笑)。まじで機械音痴やし。それより、人と話すのほうが好きやし。クリエイティブ系というか、何かを作るとか、デザインとかの方が好きで。当時は、ITはそれの対極にあると思ってて。そんなイメージやったから嫌やった。けど『もう、わがまま言ってらんねぇ』みたいな。」

ーおお!、妥協を覚えたはるなさんですね(笑)。

はるなさん「そうよ(笑)。そう思って、大分のIT企業にエントリーし始めたかな。」

ー何社くらいエントリーしたんですか?

はるなさん「えっとね、6社くらいだして。」

ーどうやって6社から絞ったんですか?

はるなさん「とりあえずオンラインとかで6社全部の説明会受けて。結局、出したのは2社(笑)。」

ーめちゃくちゃ絞りましたね、4社びびっときてない(笑)。

はるなさん「もうばっさり(笑)。ださなかった4社は、楽しくできる努力ができないなと思ったんよ。」

ーエントリーした2社は、両者とも同じくらいびびっときたんですか?

はるなさん「いや、もう圧倒的に違ったんよ。結果、私が行く会社にびびっときてた。なんかね、人事の方の空気感がすごいしっくりきた。あと、仕事内容に私がずっとやりたかったデザインの仕事もあって。しかも、私はUXに興味あるんやけど、その会社が『これからそういうのにも力を入れたい』て言ってて。いいじゃん!て思って。」

ーめちゃくちゃびびっときてますね!

はるなさん「私はITを一緒くたに考えてたんだけど、その会社の仕事内容にわくわくしたんよね。例えば、広告会社だったら、みんなデザインが好きで、みんな凄いセンスがあると思うだよね。でも、その会社やったらほぼ理系だから、みんなプログラミングとか凄いできると思う。そのなかで、みんなが得意ではないデザインとかUXとか、私の好きなことを活かしたいなと思ったんよ。みんなが得意ではないかわかんないけど(笑)。こういう好きの活かし方をしようと思って。他の説明会では『もう無理、無理。絶対やだ』てなったのに。仕事の内容聞いたりとか、聞いてからなのかわかんないんだけど、自分が働く風景が想像できたんよ。」

ー『自分が働く風景を想像できる』てめちゃくちゃ良い言葉ですね。

はるなさん「そう!。なんか、でも、あると思う。最初の私みたいに、そういう直感を求めすぎるのは悪いと思うけど、ちゃんと色々やってくなかで『雰囲気が良かった』て感覚は大事にしてもいいと思うな。」

ー『雰囲気が良い』について、難しいとは思うんですけど、もうちょっと言語化してほしいです。(笑)

はるなさん「そうだよね、そこだよね(笑)。森田ゼミの学生として言語化しなくてはと思います、、でもね、正直ね。ホームページとか、マイナビで、その企業のページみた限りでは『えー行くのやめよっかな』て思ってたんだよね。なんでだろう、なんでそこまで合ったんだろう。なんか、その人事の方がすごい大分を大事にしているのが伝わったからかもしれない。」

ー地元大好きなはるなさんとの共通項がみえて、そこからですかね?

はるなさん「そうかも。あと、人事の方の雰囲気から、森田ゼミの雰囲気を感じたんよね。落ち着いてて。でも、なんかすごい考えてて。なんか『会話できるな』て思った。」

ー『会話できる』というと?

はるなさん「他の説明会は『企業 対 就活生』みたいな感じで。けど、その会社はいい意味で壁がなくて、1人1人を見てくれる感じがしたんよ。めっちゃいる就活生の1人じゃなくて、『今日来てくれた、自分の会社に興味を持ってくれたこの人は、どんな人なんだろう?』て感じで接してくれたんよ。」

ー『就活生A・就活生B・就活生C‥』やなくて、『はるなさん』みたいな感じですか?

はるなさん「そうそう。そんな感じがして。私が勝手にそう捉えたのかもしれないけど。」

ーそう捉えられる対応をされた人事の方て素敵です。

はるなさん「あと、説明会でも、大分を大事にしてるのが伝わってきて。そのあとに私が質問したんよね。そしたら、私にも興味を持ってくれたというか。『ここに興味があるんですか?』て言ってくれて。『企業側のプレゼン終わりましたよ。みなさん、僕の企業のどんなとこに興味あります?』みたいな感じやなくて。」

ー『企業のこと教えてやるぜ!』みたいな感じではないてことですか?

先輩「そうそう!、人事の方は『こういう質問するっていうことは、こういうことに興味があるのかな?』て考えてくれてて。なんか、私をちゃんと見てくれるなーて感じた。なんか恋愛みたい(笑)。それは、面接やってる時にも思って。面接のときに人事の方が『説明会のときに、こうこうこう質問してくれたけど、』みたいに聞いてくれて。説明会で質問したときに、その人事の方はメモとかとってなかったんよ。けど『憶えてくれてるんだ』て思って。それが嬉しかった。」


終わりに

前編はここまでです!

『就活の現実』がびしびし伝わってきて、就活前にこのお話を伺えた自分は幸運だなと。

あと、就活が『恋愛みたい』て素敵です。
内定=相思相愛、みたいな感じなんかな😑笑

後編では、地方就活特有の悩みや、内定までのお話、就活中に救われた言葉など、就活生必見の内容です!!

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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