【保存版】素早く良いコピーを書くリサーチ術(しかもクライアントから信頼される…)
最近、ディレクションにも足を突っ込みつつあるけれど、まだ、8割ほどはプレイヤーとしてセールスライティングのお仕事です。
クライアントワークであれ、講師活動であれ、リサーチってマーケティング活動において必須ですよね?
そんなリサーチですが、、クライアントワークにおいて短期間でも的確にリサーチをする上で、最も大事だな…と感じたことを今日はお伝えしたいと思います。
※前提として、リサーチは永遠に必要。最低でも3日は集中して時間をかけてほしいところ。
リサーチにおいて一番重きをおくべきこと。
それは、
世界観をつかむこと
一体、どういうことか。
それは、依頼主の事業や扱っているコンテンツが、どんな想いで生まれたのか、
どんなビジョンを掲げていて、どんな未来を実現していきたいのか、
何が好きで、
何が理想で、
何が嫌で、
何が一番避けたいことで…
と、ビジネスや発信から滲み出るキャラクターまでしっかりとつかんでいくこと。
もちろん、成果を出すことは大事ではあるんだけど、
長く一緒にお仕事をしていきたい、この人にお願いしたい、と思える人って
世界観をつかむのが上手い人
なんですよね。
何も、依頼主と同じものを好きにならないといけない、同じ思考でいなければいけない、ということではない。
何なら、前職のスピリチュアル系のプロモーションだって、上手いな…と思うコピーを書いた主は男性です(多分30代)w
直接の接点はないけれど、世界観をうまく表現したワードチョイスが素晴らしかった。
その人が大事にしている考え、ビジョンを
デザインや言葉としてどれだけ表現できるか。
そのためにどれだけたくさんの制作パターンを知っていて、
もし知らないとしてもどれだけ頑張って知ろうとしているか。
そこが採用するか否かの分かれ道な気がしている。
それを感じたのは1年ほど前のこと。
とある講座をオンラインでリリースするにあたって、某ビジネスプロデューサーの右腕で、累計○億円は売ってきたというコピーライターさんがレターを書いた。
コピーとしてはさすが専業なだけあって良いとは感じた。
だが、、
依頼主である講師の先生の世界観が表現されているかといえば、全くのゼロ。
むしろ、、無機質で感情が動かず先生からも
「なんか、FX教材みたいだね」
と苦笑していたほど。
手前味噌だけど私が書いたコピーについては
「私っぽい」
「すごく素敵」
と言っていただくことも多く、
正直、コピーの力量は
彼の方が上かもしれないけれど、
お仕事として一緒に続けていきたいか?
という視点においては、私の方が選ばれていただろうな…
と感じた。
とはいえ、
世界観って抽象度が高い。
星空のようにキラキラ感のあるデザインをするとか、
自分らしく自由に発信し伸び伸びとビジネスができる人を増やしていきたいとか、
あるいは、売れるか売れないかといった金銭価値だけで判断できる人を排除したいとか、
数値化しづらく万人に共通してスパッと伝えにくいものではある。
そんな形のないものをどうやってつかめば良いのか?
私の経験上、やってきたことは主にこちら。
依頼主のメディアをチェックすることは当たり前のこと。
特に、長文でテキスト投稿ができるFacebook、X、ブログや、YouTubeチャンネルは絶対にチェックしておきたい。
※Instagramもキャプションで長文を書けるけど、ビジュアルメインのSNSなので優先順位は低い。
テキストとして公開されているということは、その人が考えていることが言語化されているからだ。
特に、何年も投稿を継続されてきた方のブログは“宝の宝庫”
その人の活動や価値観の変遷も見ることができ、依頼主の世界観について理解を深めやすい。
もう一つ、プロモーション案件に特化してやっておいた方がいいこと。
それは、最初にプロモーションの企画が立ち上がってから今に至るまでの原稿を全てチェックすること。
特に、起業塾の集客やコンテンツビジネスにおいてプロモーション動画は今や必須なので、動画の台本はぜひみておこう。
編集前でも編集中でも問題ない。途中で変更されたりすることもあるが、基本的な軸となる部分は変わらないはず。
なので、もし依頼主の世界観を知りたければ、プロデューサーの方に「今時点のでいいので、動画台本、スクリプトを見せてもらえませんか?」と聞いてみよう。
あとは、過去のMTG動画も。
全部を見ると時間がかかってしまうのでこれは余力があれば。
他、日程の都合がつけば、依頼主が主催するセミナーや講座に顔を出しても良さそう。
やはり直接お話しする機会を持てた方が、温度感とかもわかるし、何かあった時にも質問がしやすくなるので、ぜひお会いしておきたい。
そんな感じで、もし依頼主から
「私っぽい発信で嬉しい、心地よい!」
「まさに、そういうことを伝えたかった!」
「ぜひ、〇〇さんにこの先もお仕事をお願いしたい」
と思っていただける関係性を築いていきたいなら
世界観をつかむ
ということをやってみてほしい。
どうしても言葉尻だけそれっぽく真似して書いてしまう人がいるけれど、全体(世界観)をつかまない限り、いつまで経っても意図からずれた制作物しか作れなくなってしまう。。
制作スピードも上がっていかない。
だからこそ、もし意識したことがなかった方は「世界観をつかむ」ことを意識してみよう。
そして、できる限り依頼主に対してリスペクトと関心を持ち続けてみてください。
あなたにとって今日のお話が参考になれば幸いです。
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