みとりみとられみとりへ
みとりえ那須オープンセミナーに息子と電車で行ってきました。
ノンフィクション作家の久田恵さんが言っていた。
高齢になると世間から高齢者として振る舞うように求められるのよ。そんなの無理よね。若い頃から恋愛好きな人は高齢者になってもキュンキュンしてるし、まとめ役だった人はまとめ役だし性格悪い奴は性格悪いまま。高齢者になったからって変わるもんじゃない。
これは、PTの三好春樹さんがお年寄りになったからっておおらかになんかならず、個性はよけいに煮詰まるって話とシンクロ。
ナース佐久間洋子さんが、病院にいるから患者になるけど家みたいな場所に帰れば生活者に戻るから元気になるって話ともシンクロ。
広島の武井圭子さんが、要介護老人だと思って介護職が接したら、老人は介護される人を演じなきゃいけないのではないか、という話にもシンクロ。
はいこんちょのお年寄りと職員が個性的にみえるのは、何か特別な仕掛けをしているのではなく、余計なことはできるだけしないで、本人達のありのまま元からある個性をないものにせず、身体から溢れてくる個性が漏れ出してるだけなんだと思う。
足し算より引き算。
何をするかより何をしないか。
「介護は最期までみないとおもしろくないもんね」
佐久間洋子さんがサラッと言う。
何かするのではなく、どんなになっても支えてくよ
という安心感が現代社会に必要なものではないだろうか。
一歳の息子の面倒を見てくれた関係者の皆さんと通りすがりの皆さんに感謝。
改札で綺麗なお姉さんに息子がぶつかりそうになり
怒られるかと思ったら
めっちゃかわいい!と喜んでくれた。
僕もそのまま付いて行きたかった。
78歳でエロ本読んで覚醒する爺様が浮かんできた。
1歳でも39歳でも78歳でも助平は不変なのだ。
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