
あのころのズッ友 (地球体験記4)
自我が発達しないまま小学校に上がった。変わらず平穏な日々だった。
小学校は幼稚園と比べて「他人」と関わりやすい。自意識を育てるにはぴったりだ。
だけどねぇ?なかなかモノゴコロがつかないの。
のんびりモードと戦闘モードを行ったり来たりで、どちらの遊びもあんまり進化しなかった。
脳の発達的に1歳から3歳くらいで満足するはずの【すべて自分だから自分とか無い漠然】フェーズを、急かされないのを良いことに10年近く満喫している。
親が夢を追いかけるのについて行ったら小学生の間だけで5,6回引っ越した。
怒涛の勢いで出会いと別れを繰り返したはずだけど、限りなく平穏な日々だった。呑氣なものだ。
お別れの会とはじめましての会に他人事のように参加して、手紙とかを書いた。友達みんなに書くのはめんどくさかったから、思い出を列挙したメモをみんなの前で読んだ。それぞれの出来事にちょっとしたらエピソードをつけて読み上げたら大人にウケたから毎回そうした。ウケは狙っていきたい。
最後に今までありがとうって言えば完璧だ。
サポート、お願いします!アトリエでできることをもっと増やしたいな。