#1 自己紹介。
秋田県大館市でコニュニティFMの運営をしている、みそソムリエakikoと申します。
本業(味噌を伝える事業)の傍ら、地域の情報発信・防災拠点となるラジオ局で番組制作と運営を担当しています。
2021年1月、ラジオおおだてが誕生しました。
日本の伝統発酵食「味噌」を伝える、みそソムリエとして活動していた私が、ご縁と想いがあり、
ラジオ局の運営という経験のない世界に垂直ダイブ。
七転八倒しながらも、地域の人や情報に刺激的な出会いと感動と発見があり、「大館というところ、なんて面白いんだ!!」と思い始めていた3年目。
身体に異変を感じ病院へ行くと、初見で医師から「たぶん、悪性でしょう。すぐに検査をしましょう。」と言われました。
乳癌です。
2023年3月7日、初診。
4月10日に右胸全摘・リンパ摘出手術。
4月14日に退院。
5月より、日々の抗がん剤治療に入る予定です。
ここからのストーリーは、今後、記録していきたいと思いますが、
そんなわけで、みそソムリエがラジオ局を立ち上げて3年目、ここからという時に「乳癌」になりました。
味噌とラジオと乳癌。
それぞれが全く関係のないもののような気がするかと思いますが、
私にとっては、全てが自分を活かす道。
私はこれまでずっと、「生きる」「活きる」を仕事のテーマにしてきました。
改めて生きるとは何か?
活きるとは何か?
この答えのない問いにあらゆる角度から、私の感情や発見を軸に
綴っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします( *´艸`)
(令和5年4月18日・乳癌発覚1ヵ月目)
noteの趣旨~支え合ってつながる生き方・活き方~
「乳癌」というテーマの扱いは、とてもデリケートなものだとは思います。
発信すること自体に、誤解や不具合を生むこともあるでしょう。
ただ、当事者になってみて、初めて気が付いたことが山ほどありました。
たぶん、これからも、もっとそんな気づきに出会うでしょう。
逆を言うと、それは「乳癌」になったからこそ見えた世界です。
がん治療をしながら、私はラジオ局とみそソムリエを続けていきます。
癌を生きることは、癌の自分を活かすこと。
活かすとは、人を愛して人の力を借り、自然を愛し自然の力を借りる、そうやって軽やかな演奏をすることのような気がしています。
時には勇敢なメロディー、
時には悲しみに涙するメロディー、
時には青空を仰ぐようなメロディー、
ラジオから流れてくる音楽を聴くように、
お付き合いいただけたら嬉しく思います。