ああいう人達の場合

猿之助の逮捕で、今日もニュース。
芸能ニュースは、持ち切である。
屋号や、猿之助の名。喜熨斗孝彦容疑者(猿之助の本名)は今後、どうなるのか云々。
予想しましょう。どうにもならない。ほぼそのまんま。
屋号は屋号で残るだろうし、猿之助の名は、團子。中車こと俳優・香川照之ジュニアでもある市川團子が襲名しよう。中村隼人にって話もありけど、結局は市川。團子になるんじゃないですかね?
もとい。猿之助逮捕関連を書くんだった。

伴い「お悩み電話相談室」(?)。
心の何とか、命の何とかの電話番号が、TVで紹介されてもいる。
けど、悲しいかな、我々一般人向けのみだ。
芸能人なら、まず利用しまい。本名だったらモロに秘密がバレてしまうし、例え芸名を使用。本名を名乗り利用しても(えっ?もしかしてあの人?)声の調子や話し方で、知らない間にバレて来る。
そこから様々な噂が拡がったりもするものだ。

「秘密は必ず守ります」
職業倫理はあるだろうが、人間だから分からない。何かの拍子に喋ってしまうかも知れないし、
「協力費をご用意させて頂きますが」
芸能レポーターの一言に、尾っぽをブンブン振りもする。

能や歌舞伎と言った伝統芸能関係の人々が、そういう悩み。
家族にも言えないような悩みを抱えてしまったら、どこに相談してるんだろう?ヘタに口に出せないだろう、ああいう人達は。
ジャニーズの性被害者は、そういう意味でも実に勇気ある行動だった。
直接、社会に訴えかけるなんて、今迄だったら出来なかった。
まずは事務所に、マネージャーに相談しても、うやむやにされるが暗黙の了解だったのだから。
今度は松竹・能関係会社で起こるかも知れない。悲しいかな、うやむやに、なかった事にしかされているのではなかろうか?

真面目な話、どうしているんですかね?角界も危ないかもよ。

<了>





#創作大賞2023


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