芦名さんの自殺

やはり兆候はあったようだ。「死にたい」友人に漏らしていたと言う。

36歳で自殺。自ら命を絶つなんて信じ難いが、彼女は選んだ。芦名星(あしなせい)。最近、ドラマをまず見ないので、演技力等については分からないけれど、たまたま捻ったチャンネルがドラマのお終い。出演者やらスタッフやらの掲載場面(?)だったりして、名前だけは知っている。直々、視界に入っていた。(あしなせい?ふぅ~ん、子役か)失礼ながらに子役。売れてる子役なんだろうとすら、わたしは思っていた。

30歳でやはり自ら命を絶ってしまった、三浦春馬さんを思い出すが、既に書いたように(「三浦春馬さんのSOS」2020年7月25日付掲載記事)「公私」。芸能人・芦名星と、本名・五十嵐彩との間で揺れ動く何か。葛藤みたいなもの。固執するものがあったのではなかろうか?三浦さんもだったが、芦名さんも繊細な部分があったらしい。それを家族に相談しても、分かって貰えず葛藤したのが三浦さんもように思う。同じ繊細さ、路線を歩みつつあった芦名さんは、相談事態を躊躇っていたのではなかろうか?

福島の実家の面々=やっと様々が落ち着いたばかりで、心配をかけられない。仕事関係者達=日々是ドタバタで、ちゃんと話を聞いて貰えそうにない。「大丈夫だよ」お決まり言葉で通されそうだ。カウンセリングに通ってみる=そんなのダメに決まっている。週刊誌にでも嗅ぎつけられたら、とんでもない。即、終わる。等々が頭の中をグルグル駆け廻っていたのだ。

誰かに相談したいんだけど、誰に相談したらいいのか分からない。プライドが高いのだろう。元々、悩みを打ち明ける性格でもなかったらしい。わたしにもその気がある(?)が、やたら悩みを打ち明ける、気軽に話す。何とかさんに相談するのは、弱みを握られるのではないかと感じてしまうのだ。恥ずかしさ以上に「直ぐ人を頼る」「自分で悩みを解決できない」「使えない」「精神面(メンタル)弱い奴」との印象を持たれるのではないか?思うだけでも気が重く、更に自分を責めてしまいがちになり易い。

遺書がないので、悪まで推測。わたしの勝手な私見であるけど、、合掌。



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